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近年よく目にする言葉に「GAFA」があります。GAFAは「Google」・「Apple」・「フェイスブック(Facebook)」・「Amazon」の世界的な4つの大企業の頭文字からなる言葉です。
GAFA企業が持つ影響力は大きく、世界中に大きな影響をもたらしました。
本記事では、GAFA企業の特徴や世界にもたらした影響、GAFAの次に成長が期待される企業を解説します。ぜひ参考にしてください。
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GAFAとは
GAFAとは、世界的な大企業の「Google」・「Apple」・「フェイスブック(Facebook)」・「Amazon」の頭文字からなる言葉です。ガーファと読み、4つの大企業はIT企業という特徴があります。また、自社サービスや他社サービスのコンテンツなどを提供するプラットフォームとしての一面も持ちます。
さらに、GAFAの企業は数多くの個人データを集めることで、世界のニーズにいち早く気付き、大きな成功を成し遂げています。
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GAFA企業の特徴
GAFAの4つの企業はIT企業という特徴があると先ほど解説しました。
ここでは、「Google」・「Apple」・「フェイスブック」・「Amazon」それぞれの特徴について詳しく解説します。
■企業1:Googleの特徴
企業名 |
|
設立 |
1998年9月4日 |
創業者 |
ラリー・ペイジ セルゲイ・ブリン |
事業 |
インターネット ソフトウェア ハードウェア |
Googleは1998年にラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンにより設立された企業です。主な事業はインターネット検索サービスのGoogleの運営でしたが、近年M&Aやパートナーシップを始めたことにより急激に成長しています。
Googleが提供しているサービスは、GmailやGoogleドキュメント、GoogleChromeなどのソフトウェア関連からアンドロイドやChromebookなどのハードウェアまで世界中で利用されています。以上のようにさまざまな事業を展開しており、今後も注目され続けられる企業です。
■企業2:Appleの特徴
企業名 |
Apple |
設立 |
1976年4月1日 |
創業者 |
スティーブ・ジョブズ |
事業 |
デジタル家電製品 |
Appleは1976年にスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェインにより設立された企業です。主な事業はiPhoneやiPad、MacBookなどのデジタル家電製品の開発と販売に加え、iOSやアプリ開発などのソフトウェア事業となっています。
日本では、Appleがサービスを提供するiPhoneのシェア率はとても高く、アンドロイド以上に利用している人が多いと言われています。iPhoneやiPad、MacBookなどのデジタル家電製品は毎年進化し続けているため、今後も世界中に影響を与え続けることが予想できます。
■企業3:フェイスブックの特徴
企業名 |
フェイスブック(現在はMeta) |
設立 |
2004年2月4日 |
創業者 |
マーク・ザッカーバーグ |
事業 |
ソーシャルメディア |
フェイスブックは2004年にマーク・ザッカーバーグ、エドゥアルド・サベリン、アンドリュー・マッカラム、ダスティン・モスコヴィッツの4名により設立された企業です。主な事業はSNSサービスのフェイスブックの運営でした。
しかし、業績悪化が目立っていたフェイスブックより今後成長が期待されるメタバースの開発を中心事業に変更するべく、2021年に社名をメタ・プラットフォームズ(Meta)に変更しています。メタバースは今後世界中で進化していく分野であると予想されているため、フェイスブック(Meta)も成長し続ける可能性が高い企業です。
■企業4:Amazonの特徴
企業名 |
Amazon |
設立 |
1993年7月5日 |
創業者 |
ジェフ・ベゾス |
事業 |
小売業 |
Amazonは1993年にジェフ・ベゾスにより設立された企業です。主な事業はインターネットによるオンライン通販で、世界中の多くの人々が利用しています。また、通販サービスだけではなく、「Amazonプライム」といったサブスクリプションサービスも提供しています。
月額料金を支払い「Amazonプライム」に加入することで映画や書籍、音楽などを見放題、聴き放題になります。さらに、「AWS」というクラウドコンピューティングも提供しており、アプリ開発やAI機能の利用などできることが多く、世界中で多くの人々からシェアされています。
このようなサービスはインターネットが進化することと比例する形で急激に成長しているため、今後も注目され続けられるでしょう。
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GAFA企業が世界にもたらした2つの影響

GAFA企業が世界にもたらした良い影響は次の2つです。
- 新たな顧客体験の実現
- ビジネスの簡易化
■影響1:新たな顧客体験の実現
GAFA企業が提供するサービスの多くは料金をかけずに利用できるものや低価格で利用できるものが多く、機能性が高いことが特徴です。
具体的には、Googleの「GoogleChrome」やAppleの「iOS」、世界的なシェア率のSNS「フェイスブック」、Amazonのクラウドコンピューティングサービス「AWS」といったサービスは無料または低価格で利用でき、高品質な機能が多く搭載されています。
以上のサービスの機能を利用することで、従来までには体験できなかった新たな顧客体験を得られます。
■影響2:ビジネスの簡易化
GAFA企業が構築しているプラットフォームを利用することで、さまざまな属性の事業者がビジネスを簡易化して行えるようになりました。例えば、Amazonに自身の商品を出品できるようになったことで、実店舗を出店する手間がかかりません。
また、フェイスブックを利用することで、自身が運営するビジネスの情報について発信できるようになるため、低コストでプロモーションが行なえます。このようにGAFA企業のサービスを利用することで、ビジネスを簡易化できる点も、世界中の多くの人々に良い影響を与えていると言えるでしょう。
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GAFAの次に成長が期待される3つの企業
最後に、GAFA企業の次に成長が期待されている3つの企業について詳しく解説します。
- MT SAAS
- エヌビディア
- Netflix
■1.MT SAAS
MT SAASとは「マイクロソフト」・「Twilio」・「Shopify」・「Amazon」・「Adobe」・「Salesforce」の6つの企業の頭文字からなるGAFAの次に成長が期待されている企業です。マウントサースと読み、世界中から成長が期待されていることから近年急激に株価が高騰しています。それぞれの企業の特徴は次のとおりです。
- マイクロソフト:WordやExcelなどのプロダクトを提供している
- Twilio:クラウドコミュニケーションプラットフォームサービスを提供している
- Shopify:ECストアのプラットフォームサービスを提供している
- Amazon:インターネット通販やAmazonプライム、AWSをサービスとして提供している
- Adobe:PhotoshopやIllustratorなどのクリエイティサービスを提供している
- Salesforce:クラウドCRM・SFAサービスを提供している
■2.エヌビディア
エヌビディアは、アメリカの半導体メーカーでテレビゲーム向けのGPUと呼ばれるチップが有名です。世界の半導体業界で現在最も注目を集めている企業とも言えるエヌビディアは、テレビゲーム向けのチップだけではなく、自動運転システムの人工知能チップの開発も行っています。
自動運転システムは今後ますます注目される分野であるため、エヌビディアのさらなる成長が期待できます。
■3.Netflix
Netflixは、動画配信サービスが世界的にシェアされている企業です。月額制のサブスクリプションサービスを利用することで、取り扱うコンテンツを見放題になります。もともとはDVDのレンタルサービスを提供していましたが、ストリーミング配信サービスへ変更したことと、急激なインターネットの普及により、サービス利用者数が急激に増加しました。
また、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要が高まったこともシェア率増加につながっています。
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まとめ
本記事では、GAFA企業の特徴や世界にもたらした影響、GAFAの次に成長が期待される企業を解説しました。IT企業という特徴とプラットフォームとしての一面を持っているGAFA企業は、今後もますます注目されることが予想できます。
また、GAFA企業の次に成長が期待されるMT SAASやエヌビディア、Netflixからも目が離せません。GAFA企業や今後成長する企業に注目してみてください。
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識学上席講師 大熊 憲二
2011年入社 ソフトバンク事業部に配属となり、史上最速の9ヵ月でマネージャーに昇進し、店舗拡大に貢献。
2014年モバイル事業部移動となり、業界全体が縮小傾向で低迷する中、200坪以上の超大型店等の新規出店に従事。
2016年に識学と出会い、識学に基づくマネジメントを徹底し、モバイル事業統括として史上初の年間目標完全達成を記録。
株式会社P-UP neo取締役常務執行役員兼識学上席講師として現在に至る。
