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部下の考え方を変えさせるために、あなたに必要な考え方

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部下の考え方を変えさせるために、あなたに必要な考え方

部下を持つ上司の皆様がよく抱える問題の一つに、部下の考え方を変える方法はないかという問題が上がるのではないでしょうか。「あの部下は今の考え方が変わればもっと成長できるのに…」「新入社員の間違った考え方を正すことは出来ないだろうか?」このような悩みを抱えている方は多いと感じています。特に、このような悩みを持つのは、上司・部下の両方をもつ中間管理職の方が多いように感じます。双方の意思、意図が分かるからこそ、双方の考えに相違があり悩みへとつながってしまいます。部下の考え方を変える方法は様々ありますが、実は少し違った視点から考えてみると新たな発見があるかもしれません。
今回は、部下の考え方を変えさせる方法を、部下を持つ社員の皆様の視点を応用して解説していきます。


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上司が思う望ましい部下とは

一般的に、上司が求める望ましい部下の姿は、以下が挙げられます。

・成長意欲を示す部下
目の前の仕事を頑張るだけでなく、今後の自分を見据えて成長に励む部下のことを指します。意欲を示してくれれば、新たな仕事を与える、勉強時間を確保できるよう便宜を図るといったサポートもできますね。

・上司の意図・考えを理解し行動できる部下
上司はチームを統括する中で、建前として語ることも多いです。そのような時、上司が本当はどうしたいのかを理解してくれる部下がいたら心強いです。上司の「本当はこの仕事を手伝ってほしい」という気持ちを引き出し、それを行動に移せる部下は重宝されます。また、例えば上司が新たなプロジェクトを遂行しようとするとき、難しい事であっても上司の後に続こうとする姿勢がある部下も貴重な存在と言えます。


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部下の考え方を変えるには

先に、望ましい部下の姿の一例を挙げましたが、実際にはすべての社員がこの通りではありません。
自身の考えや意思に対して信念のある社員は大勢いますので、意思疎通が思うようにいかない社員もいるはずです。
その上、社長や部長のすぐ下にいる中間管理職の方々は、在籍してきた年月やその仕事への熱意の違いから、社長や部長の指示通りにすぐ行動できますが、末端の社員や、新入社員など、まだその会社の理念や方針に対して自身の考えや意思を通したくなり、上司の指示を素直に受け入れがたい場合もあります。
そういったとき、どうすれば部下の考え方を変えればいいのかと思いますよね。
この場合、どうすれば考え方を変えてくれるのか、という思考から、自分はどんな時に考え方が変わったのか、を考えてみましょう。この会社で精いっぱい頑張りたいと、会社のために貢献したいと考えるようになったタイミングはどんな時だったかを考えてみると、答えが見えてくるかもしれません。


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自分がどんな時に考え方が変わったかを振り返る

では、自分がどんな時に考え方が変わったかを考えてみましょう。3項目ほど箇条書きにしてみるのも良いかもしれません。
例えば、
・上司から任された重要な業務を成し遂げたとき
・マネージャーから係長へ昇格したとき
・新たな部署で業務を任されたとき
このようなタイミングで考え方が変わったと挙げる方もいるでしょう。
ここで気づいてほしいことは、行動による考えの変化であるということです。
他にも、
・書物から情報を得たとき
・講義を受講したことから学んだとき
・上司からの指導で学んだとき
これらの場合でも考え方は変えられるのではないか?と思った方がいるかもしれません。
しかし、思い返してみてください。あなたが考え方を変えることが出来たときというのは、何かから、あるいは誰かから知識や情報を得たときではなかったはずです。自分の行動や業務によって、何かを成し遂げたときではないでしょうか。つまり、人の考え方が変わる時は、自分自身の経験による時です。


部下に経験をさせることが重要

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では、上司である皆様が部下の考えを変えるためにすべきことは何か考えてみましょう。それは、日々の業務に対して、とにかく行動させて経験させることです。
もちろん、仕事をする上で絶対に知っておかなくてはいけないことや重要なことなど、必要最低限の知識は指示や指導する必要があります。その上で、やはり業務に対して私はこう考える等の意見を持つ部下もいる場合があります。その部下の考え方を変えるには、まずは経験させることが重要です。
さらに、同じような業務ばかりさせるのではなく、新しい経験をさせる必要があります。一つの業務を長い間続けることは大事です。その期間を経ることで、その業務に対する理解や知識量は多くなります。しかし、部下の考えを変える上では、適切ではありません。特に、入社したばかりの社員には、色々な部署の業務を経験させ、色々な視点から考えられるような機会を与えることが重要です。


まとめ

今回は、部下の考え方を変えるための方法を、上司が必要な視点を組み合わせて解説しました。人の考えを変えるという事は簡単なことではありませんが、部下の考えを変えるためには、上司の皆さまが部下に新しい経験をどんどんさせてあげることが何より重要であるという事を覚えておきましょう。


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識学上席講師 大熊 憲二

2011年入社 ソフトバンク事業部に配属となり、史上最速の9ヵ月でマネージャーに昇進し、店舗拡大に貢献。
2014年モバイル事業部移動となり、業界全体が縮小傾向で低迷する中、200坪以上の超大型店等の新規出店に従事。
2016年に識学と出会い、識学に基づくマネジメントを徹底し、モバイル事業統括として史上初の年間目標完全達成を記録。
株式会社P-UP neo取締役常務執行役員兼識学上席講師として現在に至る。

大熊 憲二
 
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