海外で働くことは幸せなのか｜メリット・デメリットを解説 │ 識学×P-UP neo お役立ちコラム

2023/09/01

「海外で働くにはどうすればいいの？」
「そもそも海外で働くことは幸せなの？」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「海外で働くことのメリット・デメリット」を徹底解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

海外で働く主な方法
海外で働くメリット
海外で働くデメリット・辛さ
まとめ

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海外で働く主な方法

まずは、「海外で働く主な方法」について簡単に紹介していきます。

具体的には、以下の5通りです。
1. ワーキングホリデー
2. 留学→海外就職
3. 転職エージェントを利用→海外勤務案件に応募
4. グローバル企業に就職→海外駐在
5. フリーランスとして海外で仕事をする

順に見ていきましょう。

1. ワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは、日本と協定を結んでいる国に、長期間滞在できる制度のこと。
現地での就学だけでなく、就労も認められています。18歳から30歳までの若年層が利用でき、最長で1年間同じ国に滞在することが可能です。

皆さんが30歳未満であるのならば、ぜひワーキングホリデーを積極的に活用することをおすすめします。

ワーキングホリデーで就労する場合の職種としては、以下が一般的です。
・ショップ店員
・レストランの店員
・カフェやバーの店員
・留学会社の事務
・ホテルスタッフ
・ツアーガイド

専門スキルが必要ない職種ばかりなので、比較的取り組みやすいでしょう。

2. 留学→海外就職
海外留学をして、そのまま現地で就職する、という選択肢もあります。

その場合は、一般的な語学留学よりも専門留学がおすすめです。専門留学とは、特定の専門スキルを身につけるための学校へ留学すること。例えば、以下のような特殊技能を身につけられます。
・デザイン
・マーケティング
・アカウンティング
・ファッション
・スポーツ科学

英語だけ学んでも、正直、現地で就職するのは難しいでしょう。「英語＋〇〇」を身につけておくと、自分の市場価値が上がり、海外就職しやすくなります。

3. 転職エージェントを利用して、海外勤務案件に応募
現時点で海外で働けるレベルの人は、海外就職に強い転職エージェントを活用するのが効果的です。

近年は、海外向け案件を多く取り扱っている専門の転職エージェントが増えています。十分な語学力、豊富な専門知識を有しているのであれば、ぜひ積極的に利用してみてください。

例えば、以下のような転職エージェントがおすすめです。
・JAC International
・ロバート・ウォルターズ
・エンワールド
・QUICK USA
・RGF HR Agent

海外就職を検討している方は、まずは無料登録しておきましょう。

4. グローバル企業に就職→海外駐在
日系のグローバル企業に就職し、海外赴任を狙う、という方法もあります。

今すぐに海外挑戦はできずとも、「海外に行きたいです！」と言い続けていれば、そのチャンスは巡ってくるでしょう。

例えば、大手総合商社や大手自動車メーカーに就職すれば、20代・30代のうちから海外勤務の可能性があります。

ただし、そもそもグローバル企業に就職するのは簡単ではありません。難易度の高いルートであることを頭に入れておきましょう。

5. フリーランスとして海外で仕事をする
フリーランスとして海外で活動する、という選択肢もあります。厳密に言えば、海外にいながら「日本の仕事」をする、というパターンです。現地で雇用契約を結ぶ必要はありません。

インターネットを利用したオンライン業務であれば、世界中どこにいても、同じように仕事を進められるでしょう。例えば、以下のようなフリーランスが、実際に海外で活躍しています。
・ITエンジニア
・Webデザイナー
・Webライター
・ブロガー

海外で働くメリット

それでは、「海外で働くメリット」について分かりやすく解説していきます。

【海外で働くメリット4選】
・外国語学習ができる
・異文化を体験できる
・日本の悪しき習慣とされるものが少ない
・実力次第でキャリアアップしやすい

ぜひ参考にしてみてください。

・外国語学習ができる
海外就職の最大のメリットは、「外国語を習得できる」ことです。

日本でも外国語の勉強はできますが、リスニング能力やスピーキング能力はなかなか身につきません。

しかし、海外で働けば、日々の業務やネイティブスピーカーとのコミュニケーションを通じて、実践的な外国語学習ができます。現地の言語に触れる機会が強制的に増えるうえ、アウトプットの場も多いので、自然と外国語スキルが向上していくでしょう。

・異文化を体験できる
日本とは異なる国で働くことで、思いきり異文化を体験できます。

様々な背景・価値観を持つ人々とコミュニケーションを取らなければならないため、刺激的な毎日を送ることができるでしょう。

多様な文化・風習・宗教・歴史に触れることで、自身の価値観もアップデートされるかもしれません。以下のようなメリットも期待できるでしょう。
・新しい気づきがある
・柔軟な思考ができるようになる
・グローバル視点が身につく
・視野が広がる

・日本の悪しき習慣とされるものが少ない
海外の職場では、「日本企業特有の悪しき習慣」が少ないです。

例えば、以下の通りです。
・とにかく長い会議
・定時に退勤すると悪者扱い
・残業ありきの仕事スケジュール
・若い世代が評価されない
・休暇を取りづらい
・結果よりも過程が重視される

「意味の分からない残業をする必要がない」のは、海外で働く大きなメリットだと言えるでしょうただし、もちろん全ての企業に当てはまるわけではありませんので、注意してください。

・実力次第でキャリアアップしやすい　
海外の企業では、努力や過程よりも、実力や結果が重視されやすいです。つまり、良い意味でも悪い意味でも「実力主義」の世界なわけです。

ゆえに、実績を上げることができれば、スピーディーに昇進するチャンスが貰えるでしょう。転職の自由度も高まりますし、ヘッドハンティングされることも珍しくありません。

しっかりと結果さえ残せれば、自分の理想通りにキャリアアップしていけるでしょう。

海外で働くデメリット・辛さ

続いて、「海外で働くデメリットや辛さ」について解説します。

【海外で働くデメリット4選】
・コミュニケーションが難しい
・仕事を丁寧に教えてもらえない
・孤独を感じやすい
・福利厚生が充実していない

ぜひ頭に入れておきましょう。

・コミュニケーションが難しい
海外で働くデメリットとしてまず挙げられるのは、「コミュニケーションの難しさ」です。

当然ですが、日本語を使うわけではありませんので、伝えたいことを正確に伝えられないケースも多いです。思っている以上に「言語の壁」は大きく、時には誤解や摩擦が生じることも少なくありません。

また、相手の文化背景やコミュニケーションスタイルを理解する必要もあるでしょう。

・仕事を丁寧に教えてもらえない
もちろん全ての企業に当てはまるわけではありませんが、海外企業の場合、日本ほど仕事を丁寧に教えてもらえない傾向があります。しっかりとした研修制度が用意されていないケースも多いです。

ゆえに、仕事をしながら自分で学び、試行錯誤していく必要があるでしょう。自発的に行動するのが苦手な人は、苦しい思いをするかもしれません。

・孤独を感じやすい
新しい国や環境で働ければ、当初は孤独や不安を感じやすいです。友人や家族から離れ、周りに外国人しかいなければ、戸惑ってしまうのも無理はありません。

せっかく海外で働くことになっても、メンタルが安定しないと、なかなか仕事にも集中できないでしょう。大変かもしれませんが、ぜひ不安や孤独感を乗り越え、自己成長につなげてください。

・福利厚生が充実していない
海外企業は、日本企業と比べて福利厚生が充実していないケースがほとんどです。

交通費が出ない、退職金制度がない、保険のカバーが少ないなど、様々なデメリットに直面するかもしれません。

企業からのサポートが少ない場合は、なるべく金銭的な余裕を持ち、全て自分で管理していく必要があるので、十分に注意してください。