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識学導入前の社内状況とは?【株式会社ソーシエ】

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識学導入前の社内状況とは?【株式会社ソーシエ】

目次

  1. はじめに
  2. 株式会社ソーシエはどんな会社?
  3. なぜ識学を導入したのか?
  4. 離職が多かった
  5. 識学導入の不安はなかったのか

はじめに:【導入実例】識学を取り入れた結果とは?

今回の記事では、実際に識学を導入していただいた企業様にインタビューさせていただき、その内容を簡潔にまとめています。

 

「どのような背景で識学を導入されたのか」

「識学を導入したあと、どのような状態になっているのか」

などをお話しいただきましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

今回インタビューを実施させていただいたのは、株式会社ソーシエ様です。代表取締役の大畑翔一様、部長の鶴田弥久様にお越しいただきました。



株式会社ソーシエはどんな会社?

大熊:
まずお二人に、株式会社ソーシエ様はどのような企業で、どのような事業をされているのか、簡単にご紹介いただけますでしょうか?

大畑代表取締役:
株式会社ソーシエは、「飲食事業」と「教育事業」の2つの柱を軸に事業展開している会社です。飲食事業に関しては、東京都内や神奈川県などを中心に、宅配寿司のフランチャイズを10店舗運営しております。

大熊:
具体的なブランド名は何でしょうか?

大畑代表取締役:
「銀のさら」です。あとはイートイン型の店舗を3店舗運営しております。飲食事業では、合計で13店舗を展開させていただいております。

大熊:
銀のさらで10店舗、あとの3店舗は具体的にどのようなお店なのでしょうか?

大畑代表取締役:
目黒にあります「林屋茶園」と、茅ヶ崎駅にある「串カツ田中」。さらにオリジナルのビストロである「グリとニル」を運営しています。

そして教育福祉事業に関しては、「シェフズデイサービス」という高齢者介護施設を運営しています。また、保育園に関しては、「ぽとふ保育園」という認可型小規模保育サービスを展開しております。実は、事業数としては、「ぽとふ保育園」が今一番多いですね。

あとは障がい者向けのデイサービスとして、「放課後等デイサービス ココノワ」という事業を展開しています。小学生から中学生向けの英会話学童スクール「キッズパスポート」も運営していますね。

また、弊社の企業理念としては、「子どもから高齢者までのケアとサポートをしたい」といったところです。このような理念のもと、これからも保育ケアから高齢者介護まで、各年代に向けたサービスを展開していきたいと思っています。

 

なぜ識学を導入したのか?

大熊:

ソーシエ様の簡単な会社概要をご説明いただきました。

 

私自身がソーシエ様とお会いさせていただいたのが、ちょうど2年前ぐらいですね。そのときに識学という組織コンサルティングサービスを紹介させていただきました。

 

「なぜ識学を導入していただけたのか?」

「どのような課題があったのか?」

当時の組織状況や会社状況について、簡単にお話しいただいてよろしいでしょうか。



離職が多かった

大畑代表取締役:
2年前の一番の課題は、現場も含めて「離職が多かった」ことです。そのタイミングで出店については攻勢をかけていたので、店舗数は増えて従業員は集めなければならないのに、既存の社員がどうしても辞めていってしまう、という環境が続いていました。

大熊:
社員が入社しては辞めていってしまう、みたいなイメージですね。どれくらいその状況が続いたのですか?

大畑代表取締役:
もう識学を導入するかなり前からです。創業してからずっとですかね。その点については現在も課題と感じています。

2年前、識学を導入したきっかけとしては、やはり「まず定着率を上げていきたい」というところが一番なんですよね。

具体的な例をお話しすると、
社員が上司に対して「辞めたいです」と伝えてくるので、退職面談みたいなものを毎回のようにしていたんですね。もちろん会社側の立場としては、辞めないでほしい。だからこそ、社員に対して、同じ目線というか、少しへりくだった形で対応してしまっていたんです。従業員からしてみれば、退職のカードを出すことで給与が次の月から上がっていく、みたいな感じでしょうか。

大熊:
退職交渉をすると結果的に給与がアップしていく。実際にそのようなことは結構あったのですか?

大畑代表取締役:
実際にありました。そのような手を使ってでも残ってもらおう、という気持ちでいっぱいでした。まずは管理職が動いて、そういう退職面談をして。

ゴールは「辞めずに続けてもらうこと」だったので、退職理由が給与面にあるのなら、じゃあ給与を上げようと。

会社側からしてみれば、そのときはもう一生懸命絆創膏を貼っていたんですけど、根本的な治療というか、本当の課題解決には至っていない、という状況が続いていました。

だからこそ、「組織のルールを明確に作っていきたい」「外部の専門家の方に入っていただきたい」という思いがあり、識学を導入する運びとなりました。

大熊:
バックオフィスの位置から見て、当時の会社の状況はどんな風に見えましたか?

鶴田部長:
サービス業だからなのか、ホスピタリティの高い人が多いんですね。社内の状況がある種当たり前のようになっていて、自分もあまり違和感は感じていませんでした。

だから識学さんに出会うことができて、はじめはすごく衝撃を受けました。私たちの会社とは真逆だったので。「これでいいんだ!」みたいな衝撃はありましたね。すごく。

大熊:
なるほど。今までの組織風土・会社風土が、識学とは真逆みたいな感じだったんですね。

 

識学導入の不安はなかったのか

大熊:
識学を導入することで、何か反発が起こるのではないか。いろんな懸念材料があったと思うのですが、それでも識学を導入したのはなぜでしょうか?

大畑代表取締役:
実は、弊社の管理職以上は全員、大熊さんのセミナーを最初受けました。実際に自分たちの将来のことを考えて、まずは「組織運営していくうえで必要な知識を聞きに行こう」といった形で、大熊さんのセミナーを受けさせていただいたんですね。

大熊:
懐かしいですね!

大畑代表取締役:
そうですね!まずは話を聞いてみようと思ったんです。

そのときに、大熊さんご自身が入社してから役員まで上がられた経緯について、詳しい話をしていただきました。さらに、当時のソーシエが抱えていた課題を、実際に大熊さんも過去に経験されていた、という話も聞くことができました。だからこそ、「真逆のことを取り入れた先の良いゴールイメージ」を持てたんです。

その信念を持ってやっていければ、良い転換ができるのだなと。管理職のメンバーとも話し合い、「識学を導入しよう」という結論に至りました。

大熊:
ありがとうございます。鶴田さんから見てどうでしたか?反発とか起きるんじゃないかな、みたいな気持ちはありましたか?

鶴田部長:
正直ありましたけど、「自分の管理業務の負担が減るかもしれない」という前向きな気持ちもありました。

やはり組織の人数が増えてくると、マンパワーだけで管理するのは厳しいんですよね。だから、まずは組織を整理すること。それがお客様への価値提供につながっていくと考えていました。

もちろん導入直後は、辞めてしまう人も出るかもしれませんが、「中長期的に考えたら絶対導入したほうが良いだろうな」という認識を持っていました。

大熊:
ありがとうございます!



ーー後編に続きますーー

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当メディアでは、他にも部下育成や組織運営に関する解説記事をアップしておりますので、ぜひ参考にしてみてください。また、疑問点や不明点等がある方、識学に興味がある方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

株式会社P-UP neo コラム制作部

株式会社P-UP neo内にある、コンテンツを企画・制作する編集部です。 マネジメント業務の助けになる記事を続々制作中です。

大熊 憲二
 
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