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【識学】絶対にやってはいけない部下への指示とは?

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【識学】絶対にやってはいけない部下への指示とは?

目次

  1. はじめに
  2. 部下への間違った指示の出し方
  3. 感覚・感情的な指示はするな
  4. 責任が曖昧になる可能性
  5. 正しい指示とは?
  6. 本日のまとめ

はじめに

「部下が全然指示通りに動いてくれない!」
「もっと厳しく接すればいいのかな?」
「どうやって指示を出すのが正解なんだろう?」
このように悩んでいる経営者やマネジメント層の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「絶対にやってはいけない部下に対する指示の出し方」について分かりやすく解説させていただきます。ぜひ参考にしてみてください。

部下への間違った指示の出し方

いきなりですが、皆さんは、部下に対してどのような指示出しを行っているでしょうか。

恥ずかしながら、識学という理論を学ぶ前の私は、部下に対して間違った指示を出しておりました。「絶対に達成しろよ」とか「もっと徹底しろよ」とか、営業会社のちょっと体育会系の部長が発言しそうな指示を出していたんですね。

部下に対してプラスアルファを求めたいときも、「何%必要なのか」とか「何円なのか」とか、そういった明確な基準を置いていませんでした。いわゆる「なるはやで~」みたいな、曖昧な指示ばかり出していたわけです。

感覚・感情的な指示はするな

結論から申し上げますと、「感覚・感情的な指示」は絶対にNGなんです。

・曖昧な指示ばかりしちゃってるな
・普段から感覚的な指示を出しちゃってるな
・いつも会議で感情的な命令しちゃってるな
このような心当たりがある方も多いのではないでしょうか。少しでも該当する方は、「感覚・感情的な指示」は即座に止めていただくことをおすすめします。

人によって認識にズレが出てしまうような言葉・齟齬が生じてしまうような言葉を、我々は識学用語で「不完全結果」と定義しています。

・締切がいつまでなのか曖昧になっている
・「何件やれ」「何%やれ」「何秒やれ」と言わずに「とにかくやれ」と指示している
このようなイメージでしょうか。要は、人によって解釈のズレが生じてしまうものを「不完全結果」と呼んでいるわけです。

そして、「不完全結果」に該当するような指示は絶対にNGですよ、という話です。

例えば、仮に私が「なんかオフィス汚くない?」「オフィス綺麗にして!」「もっとオフィスの掃除を徹底して!」みたいに、とある部下に対して指示したとするじゃないですか。

すると、その指示された部下は、強めに怒られちゃったので、一生懸命に掃除するでしょう。窓を拭いたりデスク周りを片付けたり、色々な清掃をやってくれるはずです。

しかし次の日、僕がやってきて、「あれ?なんかあんまり変わってないよね」「これ全然掃除したうちに入らなくない?」みたいな発言をした場合、どうでしょうか。一生懸命掃除をしてくれた部下は、どのように感じるでしょうか。

「めちゃくちゃ掃除したのに……」
「残業して頑張ったのに……なんで大熊さんは全然見てくれないんだろう」
このような感覚になってしまいますよね。

結果的に、その部下は、どんどん責任から逃れようとしていきます。「自分は最善を尽くした」「指示を出した方が悪いでしょ」みたいなイメージです。

そして最悪の場合、仕事に対するやる気やモチベーションもどんどん下がってしまうでしょう。


責任が曖昧になる可能性

また、とあるプロジェクトに、A・B・Cの3チームが関わっていたとしましょう。

「Aチームはなんとなくこんな感じでやって!」
「Bチームはこんな感じ!Cチームはこんな感じ!」
みたいに、不完全結果な指示を出したとするじゃないですか。

その結果、プロジェクトが失敗しましたと。僕がAチームに対して「お前ら全然ダメじゃん」みたいな話をしたら、Aチームの人達はどのように返答してくるでしょうか。

「いや僕らは指示通りやったんですけど、Bチームが全然やらないんですよ」

おそらく、このような返答をしてくるはずです。

するとBチームは、「いやいやAチームがおかしいでしょ!Cチームだっておかしいし!」みたいな発言をしてくるかもしれませんよね。

要するに、不完全結果な指示を出したことによって、「チームの中の誰が責任を取るのか」「どこに原因があるのか」という部分が非常に曖昧になってしまうのです。

正しい指示とは?

それでは、「正しい指示の出し方」について簡単に解説していきましょう。

結論から申し上げますと、期限をセットするときは時間も必ずセットする。これが「正しい指示」だと言えます。

・「何日までにやっておいて」
・「今日中に提出して」
よくありがちな指示だと思いますが、これは絶対にNGです。

例えば、部下に対して「今日中に出してくれる?」っていうふうに期限設定したとするじゃないですか。私は、今日の終業時間である18時までに欲しかったんです。17時59分までに、部下から提出してもらうことを想定していたわけですよ。

しかし、部下にとっての”今日中”は24時かもしれないじゃないですか。要するに、部下は「23時59分までに提出すれば大丈夫」と思っているわけです。

そのため、真夜中に私のもとに提出してくるんですね。当たり前ですが、真夜中に提出されたものを、僕が見るわけないじゃんって話ですよね。

結果的に、翌日の朝一にチェックすることになり、「ここおかしいよね」とか「それ微妙だよね」ってフィードバックする流れになります。「今日中に出して」という指示をしたにもかかわらず、これって実際「明日の朝に出して」という指示をしたのと一緒ですよね。

だからこそ、「今日の15時までに提出してください」とか「金曜日の12時までにお願いね」みたいに、時間をセットすることが大切なんです。

皆さんも、部下に指示を出すときは、必ず”時間を設定する”ように意識してみてください。

本日のまとめ

最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございます。今回は「絶対にやってはいけない部下に対する指示の出し方」について、分かりやすく解説させていただきました。

 

重要なポイントをまとめると、以下の通りです。

ーー

・「感覚・感情的な指示」は絶対にNG

・不完全結果な指示を出すと、責任が曖昧になってしまう

・「正しい指示」=「時間がセットされている指示」

ーー

当メディアでは、他にも部下育成や組織運営に関する解説記事をアップしておりますので、ぜひ参考にしてみてください。また、疑問点や不明点等がある方、識学に興味がある方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

株式会社P-UP neo コラム制作部

株式会社P-UP neo内にある、コンテンツを企画・制作する編集部です。 マネジメント業務の助けになる記事を続々制作中です。

大熊 憲二
 
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