「新入社員はまず何に気を付ければいいの?」
「新入社員が押さえておくべき基本マナーが知りたい!」
このように感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「新入社員が気を付けるべきこと」を網羅的に解説していきます。「新入社員としての心構え」についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
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新入社員が気を付けるべきこと9選
早速ですが、「新入社員が気を付けるべきこと」を紹介していきます。
具体的には、以下の9点です。
1.挨拶を忘れない
2.時間を厳守する
3.身だしなみを整える
4.言葉遣いを意識する
5.とにかくメモを取る
6.報連相を心掛ける
7.整理整頓を心掛ける
8.電話対応に慣れる
9.指示待ち人間にならない
順に見ていきましょう。
1.挨拶を忘れない
まず大切なのは、「挨拶を忘れない」ことです。
新入社員だけでなく、人間として当然のマナーではありますが、とにかく挨拶を忘れないようにしてください。
挨拶は、コミュニケーションの第一歩です。出社時は「おはようございます!」、勤務中に誰かとすれ違った際には「お疲れ様です!」と、自分から声をかけるように意識しましょう。
「知らない人だから挨拶しなくていいや」という考え方はNGです。他部署の人、社外の人、面識のない人であっても、必ず自分から挨拶をしてみてください。
2.時間を厳守する
当たり前ですが、「時間を厳守する」ことも大切です。
時間にルーズな人間は、周りからの信頼を失っていきます。ひいては、会社の信用を失うことにもつながるでしょう。
たった1分遅れただけでも、相手の時間を奪っていることは事実です。いついかなる時も、時間厳守を徹底するようにしてください。
もしも遅れてしまうのであれば、遅れることが分かった時点で、すぐに連絡するのがマナーです。できれば電話で、電話がつながらないのであれば一旦メールで、遅れてしまう旨や謝罪の言葉などを伝えましょう。
3.身だしなみを整える
「身だしなみ整える」ことも重要です。
人の第一印象は、見た目で決まると言っても過言ではありません。
以下の項目をしっかりとチェックしたうえで、「清潔感」を意識するようにしてください。
・爪は伸びていないか
・髭の剃り残しはないか
・髪はボサボサになっていないか
・シワや汚れのない服を着ているか
・シャツのボタンは閉め忘れていないか
・靴はキレイに磨いてあるか
4.言葉遣いを意識する
上司や先輩にため口を使う人はいないでしょうが、語尾に「です」「ます」を付ければそれで良いわけではありません。「正しい敬語」「正しい言葉遣い」を覚えることが大切です。
間違った言葉遣いをしていると、非常識で失礼な人間だと思われてしまうでしょう。
【新入社員が特に意識すべき言葉遣い】
・了解しました→承知しました、かしこまりました
・すみません→申し訳ございません
・ご苦労様です→お疲れ様です
・なるほど、なるほどです→おっしゃる通りです、私もそう思います
・よろしかったでしょうか→よろしいでしょうか
5.とにかくメモを取る
入社して間もないうちは、とにかくメモを取りましょう。
頭で理解したつもりでも、すぐに忘れてしまうのが人間です。だからといって、上司や先輩に対して、何度も同じことを質問するのはNGです。教えてもらったこと、気付いたことは、すぐにメモを取るようにしてください。
メモに残すことで、頭の中が整理され、記憶にも定着しやすくなるからです。また、たとえ忘れてしまっても、後からメモを見返せば、いつでも思い出すことができます。
【メモを取る際のポイント4選】
・最初に「メモのテーマやタイトル」を書いておく
・文字だけでなく、絵や図表なども積極的に活用する
・メモを取った日付、時間も記載する
・カタカナや略語を使って、スピーディーにメモを取る
6.報連相を心掛ける
「報連相を心掛ける」ことも大切です。
報連相とは、「報告」「連絡」「相談」のこと。業務の進捗などを上司に伝え、常に情報共有することで、仕事もスムーズに進みやすくなります。
逆に、報連相を怠っていると、仕事が円滑に進まず、ミスも生じやすくなります。上司側も、何がどこまで進んでいるのか、部下が何に困っているのかを把握できません。大きなトラブルに発展してしまう可能性もあるので、報連相はこまめに行うようにしてください。
7.整理整頓を心掛ける
「デスク周りが汚い」「書類や文房具が散らかっている」という人も多いのではないでしょうか。
入社したばかりなのに、デスク周りが汚かったら、「だらしない人間なのかな」と思われてしまうでしょう。また、作業場所が散らかっていると、様々なものが目に入ってしまい、集中力が落ちてしまう危険性があります。
そのため、定期的に、デスク周りの整理整頓を行うようにしてください。
例えば、書類の積み上げグセがある人は、以下のような対策を検討してみましょう。
・必要のない書類は、すぐにシュレッダーにかける
・データ化して、ネット上に保存する
・収納ボックスや収納ケースを購入する
8.電話対応に慣れる
「電話対応に慣れておく」ことも重要でしょう。
もちろん会社にもよりますが、新入社員が電話対応を担うケースは多いです。「新人が積極的に電話とって!」と言われることもあるかもしれません。
固定電話に慣れていないスマホ世代は、電話対応に苦手意識を持っている人が多いです。はじめのうちは緊張するでしょうが、少しずつ慣れていきましょう。
【電話対応のポイント】
・基本的には、3コール以内に出る
・まずは会社名を名乗る
・取次中や確認中は「保留」にする
・保留が長引きそうな場合は「折り返し」にする
・相手より先に電話を切らない
9.指示待ち人間にならない
「指示待ち人間にならない」ように注意してください。
主体性の低い人間は、どの企業でも評価されません。「他人任せで責任感のない人」「やる気の薄い人」と思われてしまうからです。
入社して間もない頃は仕方ありませんが、入社してから数ヶ月経つのであれば、「自分で考えて動く」ことを意識していきましょう。ぜひ、自分にできることを積極的に探してみてください。
新入社員としての心構え
最後に、「新入社員としての心構え」について簡単に解説します。
・困ったことがあればすぐに相談する
・失敗を過度に恐れる必要はない
ぜひ頭に入れておきましょう。
・困ったことがあればすぐに相談する
新しい環境で新しいことに挑戦すれば、壁にぶつかる瞬間もあるでしょう。
分からないことや困ったことがあれば、一人で抱え込まずに、誰かに相談してみることをおすすめします。
上司や同僚に相談すれば、有効なアドバイスを貰えるかもしれません。
会社の人に相談しにくい内容であれば、家族や友人に話してみるのも良いでしょう。皆さんの性格をよく理解している家族や友人であれば、親身になって話を聞いてくれるはずです。
・失敗を過度に恐れる必要はない
新入社員は、失敗して当たり前です。ゆえに、失敗を過度に恐れる必要はありません。
「失敗したらどうしよう」「同じミスをしたら怒られるかも」とネガティブな気持ちでいると、物事は上手く進みません。
最初から完璧である必要はないのです。何度も失敗を繰り返す覚悟で、積極的に様々な仕事にチャレンジしていきましょう。大切なのは、「失敗から何を学び、どのように活かしていくか」です。
まとめ
「新入社員が気を付けるべきこと」を網羅的に紹介しました。
まとめると、以下の通りです。
【新入社員が気を付けるべきこと9選】
1.挨拶を忘れない
2.時間を厳守する
3.身だしなみを整える
4.言葉遣いを意識する
5.とにかくメモを取る
6.報連相を心掛ける
7.整理整頓を心掛ける
8.電話対応に慣れる
9.指示待ち人間にならない
皆さんがビジネスマナーを身につけ、社会人として大いに活躍されることを願っております。
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