「会社のSNS運営がなかなか上手くいかない!」
「SNS運営を成功させるための秘訣が知りたい!」
このような方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「会社のSNS運営を成功させる方法」について分かりやすく解説していきます。代表的なSNSの特徴なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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会社のSNS運営を成功させる方法
早速ですが、「会社のSNS運営を成功させる方法」を紹介していきます。
具体的には、以下の5点です。
・自社に合ったSNSを選ぶ
・ターゲットをはっきりさせる
・運用方法をマニュアル化する
・ユーザーの感情に訴えかける
・SNS運用代行会社を利用する
順に見ていきましょう。
・自社に合ったSNSを選ぶ
まずは、「自社に合ったSNSを選ぶ」ことが重要です。
皆さんご存知の通り、日本には様々なSNSが存在しています。中でも絶大な人気を誇るのは、「Twitter」「Instagram」「Facebook」など。これらのSNSは、それぞれ特徴や機能が異なり、ユーザー層(年齢や男女比など)も大きく違います。
ゆえに、「自社の商品やサービスに適したSNS」「自社の狙いや目的に応じたSNS」を選ぶ必要があります。もちろん全てのSNSを利用してもよいですが、費用対効果はあまり望めないでしょう。とりあえず1つか2つのSNSで結果を残し、余裕があれば別のSNSにも手を伸ばす、くらいのスタンスでいることをおすすめします。
なお、各SNSの特徴については、2章で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
・ターゲットをはっきりさせる
続いて、ターゲットやペルソナをはっきりさせましょう。
ターゲットやペルソナを設定しておくと、情報発信の軸が明確になるからです。コンテンツの方向性が定まり、ユーザー目線でSNS運用ができるようになります。「ターゲットユーザーが本当に求めている情報は何か」「ターゲットユーザーに刺さる投稿はどのようなものか」などをイメージしやすくなるため、コンテンツの質もさらに高まるでしょう。
なお、ペルソナとは、自社商品を購入してくれる仮想的な顧客像のこと。ターゲットと似たような意味を持ちますが、ペルソナの場合は、「ターゲットよりもさらに細かい人物像」を設定していきます。
【ターゲット・ペルソナの具体例】
・ターゲット:40代男性
・ペルソナ:佐藤雄一、43歳、男性、東京都在住、証券マン、奥さんと娘の3人家族、ゴルフにハマっている、プライドが高い、Twitter歴7年
ターゲット・ペルソナ設定が曖昧なままだと、効果的なSNS運営はできません。ぜひ、「情報を届けたい人は誰なのか」を明確にしておいてください。
・運用方法をマニュアル化する
SNS運用を成功させるためには、徹底したマニュアル作りが欠かせません。
運用マニュアル・運用ルールを定めていないと、SNS運用が属人化してしまう危険性があるからです。仮に、現在のSNS運用担当者が退職した場合、誰がどのように引き継いで、どのようにアカウント運用していけばよいのか、現場は相当混乱してしまうでしょう。
運用方法を事前にマニュアル化しておけば、そのような心配は必要ありません。たとえ担当者が入れ替わったとしても、長期的な目線で、一貫性のあるアカウント運用が可能になるでしょう。
また、マニュアルを作っておくことは、炎上対策にもつながります。
SNSは、非常に有益なマーケティングツールである一方で、批判や炎上のリスクが伴うものでもあります。少しでも不適切な投稿をしてしまったら、ユーザーから大きな批判を受け、炎上騒ぎになる可能性もあるでしょう。
実際、間違った方向でSNSを運用してしまい、企業のブランドイメージが大きく損なわれてしまったケースも多いです。だからこそ、運用マニュアルを作りこみ、投稿ルールを厳密に定めておくことが重要なのです。
なお、最低限決めておきたい項目は、以下の通りです。
・投稿コンセプト
・投稿頻度
・投稿時間
・投稿内容の作成手順
・写真に関するルール
・動画に関するルール
・担当の割り振り
・禁止事項
・ユーザーの感情に訴えかける
「ユーザーの感情に訴えかける」ことも非常に大切です。
企業によるSNSの投稿内容は、「機能的価値を提供するもの」と「情緒的価値を提供するもの」に大別されます。
機能的価値とは、商品やサービスの機能そのもの、もしくはその機能によって得られる直接的なメリットを意味します。「軽くて持ち運びやすい」「便利で時短になる」といった具合です。
一方、情緒的価値とは、ユーザーの感情面に訴えかける付加価値のこと。「可愛い」「嬉しい」「感動した」のようなイメージです。
多くの企業は、「機能的価値を提供する投稿」に力を入れ過ぎています。「新しいサービスを開始しました!」「この商品にはこのようなメリットがありますよ!」という投稿内容ばかりになっていないでしょうか。もちろんそのようなコンテンツも大切なのですが、機能的価値ばかりを提供していると、堅苦しくて近寄りがたいSNSアカウントになってしまうでしょう。
そのため、ぜひ、情緒的価値を提供することも意識してみてください。
・ユーザーを励ます文章
・癒される動画
・面白い写真
このようなコンテンツを提供し、ユーザーの感情に訴えかけることで、ユーザーとの関係性が深まっていくのです。また、人間味が感じられるような投稿・ユーザーの共感を得られるような投稿は、「いいね」や「フォロー」につながりやすく、拡散もされやすい傾向があります。
・SNS運用代行会社を利用する
自社にSNS運用のノウハウがない場合は、思い切ってアウトソーシングしてみるのも一つの手です。
近年は、SNSの発展とともに、SNSの運用代行会社も増えてきました。プロ目線で各SNSを使いこなし、クライアントの目的に合わせて最適なアカウント運用を行ってくれます。
主なサービス内容としては、以下が挙げられます。
・ターゲット分析
・SNSアカウント設計
・コンテンツの企画
・SNS投稿代行
・コメントの返信や削除
・アクセス解析
・画像や動画の編集
SNS運用スキルを持った人材がいない場合や、なかなかSNS運用の成果が出ない場合は、ぜひ運用代行会社を活用してみてください。
SNSごとの特徴・運用ポイント
上述の通り、日本には様々なSNSが存在しており、それぞれ機能やユーザー層が異なります。
この章では、ビジネスに使われることの多い代表的なSNS(Twitter・Instagram・Facebook)の特徴を、それぞれ簡単に紹介していきます。
ぜひ頭に入れておきましょう。
・Twitter
Twitterは、拡散力に定評のあるSNSです。「テキスト140文字以内」という制限の中で、気軽に情報発信を行うことが可能です。
主なユーザー層は10代や20代ですが、その他の年代にも幅広く利用されています。
・単純に面白い投稿
・親近感を持ってもらえるような投稿
・ユーザーの心を揺さぶるような投稿
このようなコンテンツを提供できれば、「いいね機能」や「リツイート機能」により一気に情報が拡散され、認知の拡大を図れるでしょう。
リアルタイム性の高い情報を発信していきたい場合や、ユーザーと直接コミュニケーションを取りたい場合などは、ぜひTwitterを活用してみてください。
・Instagram
Instagramは、写真や動画をメインとしたSNSです。10代・20代のユーザーが多く、女性比率が高いことも特徴だと言えます。
いわゆる「インスタ映え」を狙った投稿を行ったり、ハッシュタグを上手く活用したりすることで、より多くのユーザーに効果的なアプローチができるでしょう。
特に視覚的な訴求を行いたい場合は、ぜひInstagramを活用することをおすすめします。
【Instagramに向いている分野】
・ファッション
・コスメ
・料理
・飲食
・美容室
・ライフスタイル
・Facebook
Facebookは、原則的に実名登録で利用するSNSです。ゆえに信頼性が高く、比較的フォーマルなSNSだと言えるでしょう。
ユーザー層に関しては、以下のような特徴があります。
・30代~40代のビジネスパーソンが多い
・10代が極めて少ない
・他のSNSと比べて、高齢者層の利用が多い
Facebookは、BtoB・BtoCにかかわらず、全てのビジネス分野に適しています。上述のようにフォーマルなSNSであるため、ユーザーとの信頼関係も築きやすいです。そのため、丁寧で分かりやすい投稿を心掛けるようにしましょう。面白い投稿や奇抜な投稿で勝負したい場合は、他のSNSを活用した方がベターです。
まとめ
「会社のSNS運営を成功させる方法」について分かりやすく解説しました。
まとめると、以下の通りです。
【会社のSNS運営を成功させる方法5選】
・自社に合ったSNSを選ぶ
・ターゲットをはっきりさせる
・運用方法をマニュアル化する
・ユーザーの感情に訴えかける
・SNS運用代行会社を利用する
ぜひ当記事を参考にしながら、SNSを上手く運用していってください。
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