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【リーダーに絶対必要】「決断力」を身に付けるためには? 決断力のある・ないリーダーの特徴も紹介

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【リーダーに絶対必要】「決断力」を身に付けるためには? 決断力のある・ないリーダーの特徴も紹介

リーダーに必要な要素の一つに決断力があります。普段は信頼の置ける社員に一任していたとしても、会社の運命を左右する決断は、やはりリーダーが下さなければいけません。
決断力とは、「自分自身で決断をする能力」を指します。リーダーの決断とは、その下にいる部下にはできない意思決定です。
「決断をする」という行動は、人の上に立っている者がもつ最大の役割と言っても過言ではありません。
今回は、どの会社にもいるリーダーと呼ばれる方々が持つべき決断力について深く解説していきます。

 


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リーダーに決断力が必要な理由

会社のさまざまな組織に設けられた「リーダー」は、決断力が必要不可欠です。
その理由は、物事の結末を左右する重要な局面での判断を任せられているのは「リーダー」の責任だからです。
むしろ、決断力があってこそ、リーダーとしての役目を果たせるということです。リーダーの決断力が、同じゴールへ向かうチームの統一感や、士気の高みを目指すことにもつながります。

例えば、部長から「この資料を部内で1時間以内に作成し提出しなさい」と指示を受けたとき、リーダーであるあなたはどうしますか?


決断力が無いリーダーの特徴

決断力が無い人の特徴は、以下3点の特徴があります。

・行動に移るのが遅い
・人の意見に左右されてしまう
・責任から逃げる

■行動に移るのが遅い
決断力がない人は、考えすぎてしまうため、行動に移るのが遅い傾向にあります。
そして、自分に自信がないことから迷いや恐れが生じやすく、発言や行動が慎重になりがちです。

■人の意見に左右されてしまう
決断力がない人は、何かを決定するときの軸となるような柱をなかなか確立することができません。
人の意見に左右されやすく、自分の発言を自分で簡単に覆してしまう傾向があります。
そのため、さまざまな意見が飛び交う仕事で、リーダーとして「任される」という立場になるのは難しいでしょう。

■責任から逃げる
自分が下した結論に対して、責任を取ることから避けてしまいがちなのも決断力がない人の特徴です。決定すること自体を無意識に避けてしまいます。
また、責任を負いたくないと思うあまり、決定を先延ばしにし、物事の進捗を遅くしてしまうこともデメリットの一つです。
冒頭にも説明した通り、リーダーの大きな役目は「責任」ですので、責任から逃げるという行為は、リーダーとして勤めるには難しい状態と言えます。


決断力のあるリーダーの特徴

決断力がある人には、以下のような特徴があります。

・自分の考えを持っている
・責任感が強い
・失敗を怖がらない

■自分の考えを持っている

決断力は、自分ではっきりと意思決定できる能力です。
自分の考えを持っている人は、大事な場面で何らかの決定を迫られた際に、決断力を発揮し意思決定することができます。ま
た、自分の考えを持っている人は、言動にブレがありません。常に自分が決めた方針に沿って考えたり行動したりしているため、どのような状況でも発言や行動がブレません。
自分の考えを持ち、自分の信念に自信を持っていることから、部下から信頼され、組織を引っ張ることができます。

■責任感が強い
決断力のある人には、責任感の強さがあります。自分の考えを持ち、ブレない軸に沿って決定を下すだけでなく、決定することに対する責任を負う覚悟も持っています。
失敗した際の責任は自分が負うことを前提に物事を決定するので、組織の中でリーダーシップを発揮します。加えて、責任を負うことに対して自分なりの原動力を持っています。
しっかりとした自分の考えを持っているからこそ、責任を持つことを重要視できるのです。この責任が、リーダーには必要不可欠です。

■失敗を怖がらない
決断力のある人でも、常に正しい選択ができるとは限りません。しかし、失敗を恐れないため、結果がどうであれはっきりと物事を決定できます。
決断する能力は、常に良好な結果へ導く能力ではなく、自分で意思決定できる能力といえます。失敗しても責任を負えるからこそ、失敗を恐れずに決定を下せます。

決断力を身に付けるための対策

では、決断力を身に付けるためにできる対策は、どのようなものがあるでしょうか。


■何が問題かを明らかにする
何か意志決定をするときは、答えだけを探そうとしてしまう傾向にあります。答えだけを意識すると、視野が狭くなり周囲の状況が見えにくくなってしまいます。
この場合は、「何が問題か」を明らかにすることが重要です。何に対して答えを出す必要があるのか、そのためには何を明らかにする必要があるのか、を考えることで問題が明確になり、答えを見つけることができるようになります。


■優先順位を決める意識を持つ

優先順位を決めることは決断力を身に付けるうえで重要です。優先順位を決める習慣を持つことで、どうしてそれを優先するのか、どのようなメリットやデメリットがあるのか、何を切り捨てるのかを理解できるようにできます。優先順位を基準に決断することで、経験値を上げることができます。

まとめ

今回は、リーダーが持つべき決断力ついて解説しました。
決断力は、意識して日々経験を積むことで鍛えられます。単に思いつきで決めるのではなく、なぜそうしたのかという理由を明確化し、判断する基準を並べて、優先順位を決めるという流れを自分で認識することが大切です。また、決断することに慣れることで、スピード感のある決断力を発揮することができます。こうした決断力の向上により、リーダーとして必要なスキルが身につき、結果的に組織全体の向上につながります。
識学では、このように会社における社員への評価制度についての情報を日々更新しております。
実際に評価制度を導入する際には、専門家に相談をゆだねることも必要かもしれません。今回の記事を読んで、是非参考にしてみてください。


識学上席講師 大熊 憲二

2011年入社 ソフトバンク事業部に配属となり、史上最速の9ヵ月でマネージャーに昇進し、店舗拡大に貢献。
2014年モバイル事業部移動となり、業界全体が縮小傾向で低迷する中、200坪以上の超大型店等の新規出店に従事。
2016年に識学と出会い、識学に基づくマネジメントを徹底し、モバイル事業統括として史上初の年間目標完全達成を記録。
株式会社P-UP neo取締役常務執行役員兼識学上席講師として現在に至る。

大熊 憲二
 
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