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従業員サーベイとは?組織の問題点や改善点を可視化しよう|目的やメリット・デメリットもご紹介

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従業員サーベイとは?組織の問題点や改善点を可視化しよう|目的やメリット・デメリットもご紹介

皆さんは「従業員サーベイ」をご存じでしょうか?昨今ではサーベイの様々なツールが生み出され、発展を遂げています。
組織改善の第一歩ともなれる、とても有効なツールです。そこで、今回はサーベイとは何か?徹底解説していきます!

 

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従業員サーベイとは

従業員サーベイとは、組織の状態測定するためのツールです。従業員のモチベーションやエンゲージメントなどを数値化することで、組織の問題点や課題を発見することができ、速やかな対処や解決することができます。

■従業員サーベイの種類
サーベイにはおもに4つの種類があります。

①組織サーベイ
組織サーベイは、組織の状態を測定するためのツールであり、従業員のモチベーションやエンゲージメント、組織内における位置や周囲との関係など、現在の会社状況を把握することが出来ます。また。経営目標達成のため、各組織のチームマネジメントが機能しているか、事実情報を集めることも可能です。

②エンゲージメントサーベイ
エンゲージメントサーベイとは、従業員が自分の会社や会社の製品・サービスにたいしてどれくらいの愛着を持っているかを調べるものです。数値が高いほど離職率が低く、企業としての成長も高いといわれています。

③パルスサーベイ
パルスサーベイとは、従業員に対して1~5分程度回答できる簡易的な質問を短期間に繰り返し行い従業員意識を把握することが出来ます。「パルス」というのは「脈拍」という意味で、短期間かつて定期的な調査を行うことから「パルスサーベイ」という名の由来となりました。

④モラールサーベイ
モラールサーベイは、従業員のモラールを測定するために実施します。従業員が組織や同僚に対して感じることから社内改善へとつなげていくために活用が出来ます。

■従業員サーベイの目的
従業員のエンゲージメントやメンタルヘルス等、課題感を持つ企業は多くあります。しかし近年では、それに加えて新卒などの若年層の離職防止や戦略人事の観点から従業員サーベイが注目されています。
従業員サーベイを行うことで、従業員のリアルな声を聴くことが出来ます。

どれだけ従業員が働きやすい環境をつくろうと社内改善を行ったとしても、それが従業員の求めていることでなければ意味を成しません。そのため、より従業員の本当のニーズを知るためには有効なツールです。
また、従業員サーベイを行うと、組織の中で起きているエラーや改善すべき点が数値として現れるため便ポイントでの改善が可能となります。


従業員サーベイのメリット・デメリット

では次に、導入した場合のフローと、ポイントを解説していきます。

■メリット

従業員サーベイのメリットは、従業員のニーズを数値として明確に把握することができ、組織の状態を客観的に捉えることが出来ます。そのため、組織改善や組織成長のための課題を抽出することができます。
また、従業員ニーズをつかむことで、離職の防止や従業員一人一人のパフォーマンス向上にもつながります。

■デメリット
企業において、従業員サーベイは組織改善や組織成長など全体のパフォーマンス向上のためにとても有益なツールではありますが、従業員は、日々の業務以外に従業員サーベイに取り組むことは負担となります。そのため、サーベイの調査を行う頻度等によっては従業員たちに不満がたまり、むしろ状況悪化しかねないという可能性もあります。


従業員サーベイを行う際のポイント

前段でも述べた通り、場合によっては従業員の不満にもつながりかねません。
そこで、従業員サーベイを行う際のポイントを紹介します。

①従業員サーベイの実施目的をあらかじめ従業員にも伝えておく

従業員に対して、なぜこの調査を行うのか、背景や目的をあらかじめ説明するようにしましょう。そうすることで、従業員自身もサーベイの重要性を理解することが出来ます。また、理解を得たうえで従業員サーベイを実施することで回答の質向上も見込めます。

②負担にならない頻度と回答期間を設定する
従業員サーベイの実施頻度が多い場合は実務の方に支障をきたしてしまい、本末転倒になってしまう可能性もあります。ですので、社内の環境にあった頻度で実施が可能な従業員サーベイを使用しましょう。また、回答期間が短すぎる場合、従業員たちのスケジュールによっては回答が出来ない、無理やり時間を割くなどの労力を要する必要性が出てきてしまいます。そのため、回答期間は適切に設けるようにしましょう。


③結果を社内全体に共有する
実施のみで、フィードバックが行われないと効果を実感することができず、「時間だけとられた」感覚になり不満がたまりやすくなってしまいます。そうすると、従業員からの実施の協力を得ることができなくなってしまい、質が低下する要因にもなってしまいます。ですので、実施後、分析をした後は結果も速やかに共有することが大切です。


識学の評価制度についてはこちらの記事に詳しく記載しておりますので、是非チェックしてみてください。
評価制度の基本!正しい作り方を徹底解説|NG事例も紹介

まとめ

今回は従業員サーベイについて解説をしていきました、組織改善や組織成長においてはかなり有効なツールになっておりますので、是非社内に合う従業員サーベイを見つけて、実施してみてください。

株式会社P-UP neo コラム制作部

株式会社P-UP neo内にある、コンテンツを企画・制作する編集部です。 マネジメント業務の助けになる記事を続々制作中です。

大熊 憲二
 
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