
西日本を中心に整骨院・専門学校を展開。「ひとりでも多くの人々にCare(ケア)・Cure(キュア)を提供する」を企業理念に拡大を続ける「学校法人国際志学園」の水嶋代表に、識学導入後のインタビューをさせていただきました。
お客様の紹介
―会社の概要を教えてください。
もともと柔道整復師で、26歳から整骨院を一軒経営していました。37歳から整骨院の多店舗展開を行い、13年前に学校法人国際学園九州医療スポーツ専門学校を設立しました。
現在は医療・スポーツ系の専門学校として13学科くらいですね。今年の4月からは北九州で、理容と美容の専門学校も民間委託でやっています。来年からは和歌山県でも専門学校をやっていく予定です。
スポーツトレーナー派遣事業等も行っており、フィギュアスケート世界大会金メダリストや大相撲横綱など、名だたるアスリート達にトレーナーを派遣しています。
識学との出会い
無料セミナーをきっかけに連絡をいただいた
―識学との出会いのきっかけは?
去年くらいからしっかりと組織の基盤を作ろうと思い、いろいろ情報収集を行っていた時期でした。Facebookなどで出てくる広告やセミナーに片っ端から申込していたんです(笑)。そこでたまたま「識学×P-UP neo」のセミナーに申込して、急用で参加はできなかったんですが、その後連絡をいただきコンサルタントの有馬さんに繋いでいただきました。
―識学の第一印象は?
識学の存在は本などで以前から知っていました。もともと本で勉強するタイプなんです。ただ識学のコンサルティングとなると、具体的には何をするかは知りませんでした。
識学の第一印象は、そんなに良くなかったですね(笑)。というのも、僕は人が好きで、人で決めるタイプなんです。そういう意味では識学ももちろん魅力的だったんですが、コンサルタントの方々が非常にいいと思いましたね。

マネジメントコンサルの導入に関して
識学はただ「学ぶ」だけの理論だと思っていた
―識学導入の決め手は?
導入の決め手は、単純に今僕が求めているものができると言ってくれたからです。具体的には組織のルールや評価制度をつくることですね。
実は今必要なものが識学でできるとは思っていなかったんです。識学はただ「学ぶ」だけの理論だと思っていました。社長になにか教えるというものはいっぱいありますけど、僕は実際にそれを組織に落とし込んで基盤をつくりたかったんです。識学が「学ぶ」だけでなく「つくれる」ということは知りませんでした。
ルールや評価制度をつくり上げることがトップの役割だとは思っているのですが、それが思うようにできないジレンマを感じていました。そんな時に身体づくりのトレーナーと同じように、経営としてのトレーナーが必要だと感じたんです。ただ教えてくれるだけでは机上の空論になってしまいますし、それだけだったら本を読んだ方が早いですよね。理論を学び、それを組織に落とし込んで運用できるようになると聞いたことが導入のきっかけですね。
―コンサルを導入する事に対してはどう思いましたか?
正直コンサルは口ばっかりだと思っていました(笑)。僕が若い頃、コンサルを導入して失敗した経験があるんです。その人は上から目線で偉そうに話すのに、実際には何も成果になっていない。
だからある意味僕がコンサルを入れたのは奇跡だと思いますね(笑)。ただ「識学×P-UP neo」は理論ももちろん、コンサルタントの方々の質も申し分ないと思っています。
識学を導入してからの変化
社長の器以上に組織は拡大しない
―識学を導入してみて、どんな変化がありましたか?
社員の育成の仕方や、指示の出し方、物事の伝え方がわかるようになりました。特に免責排除のプロセスなどは、僕が全然できていなかったと気づきましたね。識学を受講して、なにか目新しいものを学んだのではなく、わかっていたけど行動できていなかったことが明確になりました。社長の器以上に組織は拡大しないんですね。自分の立ち位置や間合いに対して、もっとプロフェッショナルにならないといけないと気づきましたね。
―識学を導入しての感想は?
識学は、学んだら良いものだとわかります。学び方も手書きという、少し特殊なやり方じゃないですか。導入を決めて最初に識学のファイルが来るんですけど、中身がないファイルだけ来るんですよ。最初はびっくりしました(笑)。そこに学んだ紙をファイリングしていくんですけど、そのやり方が素晴らしいと思いますね。教え方のノウハウが詰まっています。やっぱり自分のものにならないと学んだことにならないし、最初から理論があるとそれを持つことに満足してしまうんですよね(笑)。

識学導入を検討している方へ
本当に良いということを姿で示していきたい
―識学の仕組図の中で印象に残っているものは?
「一つ飛ばし」と「免責排除」ですね。下ができていないから一つ飛ばしをしてしまうという状態になってしまっていたので、まずは組織図を明確にすることからはじめています。組織図に関してはいろいろ勉強をする中でいいとか悪いとかの考え方もありましたけど、結局社会は組織や階層があるのが当たり前ですからね。
免責排除では、スタート時点で言い訳を取り除くこと。そしてゴール時点で成果が×でも悪いわけではないということですね。ゴールで成果が×だったら、次はどうするという行動変化ができるかで人を見極めるということが勉強になりました。社員は「頑張ります」とか良いことを言う人が良く見えるじゃないですか。そうではなくて行動を見なければいけないということはわかってはいたのですが、どこを見ればいいかということがわからなかったので、非常に勉強になりましたね。
―今後の御社の展開は?
識学を導入して3年で基盤固めをしようと思っています。それと10年でそれぞれの部門を無借金経営で拡大していきたいと考えています。また継承の土台作りも進めていきます。借金ばかりで苦しい会社では継がせることはできないですからね。
―識学導入を検討している方に向けて一言お願いします。
これは伝え方が難しいですね。いろいろな勉強会やセミナーでも、本当に良いと思う部分って人には伝わりにくいじゃないですか。僕はまず自分たちの会社を良くして、その姿をもって言葉で伝えていきたいですね。おかげさまで多くの方に「国際志学園すごい」って言っていただけるのですが、内部や知っている人からみたらまだまだなんです。これが本当に変わってきたときに、「成長の要因は識学です」と言いたいですね。結果が全てですから。今伝えるとしたら「見ておいてくれ」しかないですね。
―ご協力ありがとうございました!
学校法人国際志学園
- 事業内容
- ・人材開発事業
・整骨、鍼灸、リラクゼーションサロン事業
・医療、介護予防、通所介護事業
・健康増進事業 - 創業
- 昭和62年4月2日
- URL
- http://www.mns-group.co.jp/
