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採用基準を明確にし、人手不足解消へ|株式会社tact

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採用基準を明確にし、人手不足解消へ|株式会社tact

埼玉県川越市で訪問看護ステーションを運営。利用者の人生に「いろどり」を添えることを理念に拡大を続ける「株式会社tact」の上野代表に、識学導入後のインタビューをさせていただきました。

 

お客様の紹介

―創業の経緯は?
看護師免許を取得した頃に訪問看護事業があることを知り、興味を持っていました。看護師として子育てもしながら20年間勤め様々な看護を経験し、その看護スキルやキャリアを積む中で子育てがひと段落し、訪問看護がフランチャイズ化している事を知りました。看護師が経営者ならもっと看護師同士で協力しあって、3K「汚い・キツイ・危険」と言われる看護職を、「感動・感謝・貢献」の3Kに変えることができるのではないか。患者様にしっかりと向き合い寄り添った、質の高い看護が提供できるのではないかと考え、訪問看護事業の開業を決意しました。

識学導入前の課題

採用・定着がうまくいかず、慢性的な人手不足に

―当時はどのような悩みがありましたか?
訪問看護ステーションを立ち上げるにあたって、看護師が常勤で2.5人は規定上必要なんです。そこが不足すると営業停止になってしまうので採用の部分が非常に重要で、紹介業者さんにお願いしたり、知人に声をかけたり、良い条件を出すなどして求人していました。しかし全く応募がなかったり、入社して訪問件数が増えてきて、緊急のオンコールを持つようになると退職されたりと、慢性的に人手不足が続いている状況でした。なので自分で営業に行って、事務作業もして、看護の現場にも行ってという、常に忙しく夜遅くに仕事を追えるような日々が続いていました。

私も長く勤めてきた経験があるので、働きやすい職場を作るためにやれることはやってきたつもりでした。スタッフに要望を上げてもらい、一つ一つ実現して仕事に専念できるような環境を作ったり、訪問看護の経験がないスタッフにはできない所をフォローしたり、待遇を他と比べて良くしたりと様々なことをやってきました。しかしスタッフが定着しなかったり採用できなかったりと、とにかく慢性的に人手不足でした。

識学_導入事例_株式会社tact

―識学との出会いのきっかけは?
「これは何とかしないと」と思い、経営者さんの話を聞いたり様々なセミナーに参加したりしました。「組織作りが重要」ということはわかったのですが、具体的に何をすればいいのかがわからず、しっくりこないセミナーばかりでした。
識学はFacebookでよく広告を拝見していたので、存在は認識していたんですけど、「ちょっと怪しいな、大丈夫かな」っていうイメージがありました(笑)。でも成長されている経営者さんのお話を聞くと識学のマンガの内容と言っていることが一致していて、たまたま私の知人の経営者も識学を導入しているとのことで、一度話を聞いてみようと思いました。

識学を導入してからの変化

明確なルールを設定し、全員の認識がズレないようにした

―識学を導入してみて、どんな変化がありましたか?
識学導入前はみんなが働きやすいようにと思い、特に明確なルールを設定せず、看護については個人のスキルを活かして貰えればと任せておりました。ただルールがないので、30分訪問の予定なのに1時間も訪問してしまい、その後の訪問先に間に合わないという問題が発生したり、指摘すると「看護の質が落ちますよ」と反発されたりと、今思うと位置ズレ発言が頻発していて収拾がついていない状況でした。
識学を導入してからは、組織の明確な「姿勢のルール」を設定して、全員の認識がズレないように資料にまとめて守らせるようにしました。新しく入社された方にもオリエンテーション時に「姿勢のルール」を説明して、全員が認識できる共通ルールとなりました。

識学_導入事例_株式会社tact

識学導入を検討している方へ

採用基準を明確にし、人手不足解消へ

―識学の仕組図の中で印象に残っているものは?
「完全結果・不完全結果」ですね。今までは私からスタッフへの指示が「不完全結果」で、指示の内容や期限が不明確でした。例えば「手が空いたら〇〇をやって」と指示しても、いつまで経ってもやってもらえなかったり、私から確認しないと報告が来なかったりという状態でした。識学で「完全結果」を学んでからは、指示の内容や完了の期限を明確に設定するように常に心掛けております。「手が空いたら〇〇をやって」ではなく、「〇時までに〇〇をやって、終わったら完了報告をして」というようにしました。

―識学導入を検討している方に向けて一言お願いします。
「姿勢のルール」を設定して守らせたり、完全結果で指示したりすることにより、組織の中で無駄な討論や認識のずれによるロスタイムが解消されました。各々がやるべきことが明確になり、意思決定のスピードも格段に良くなりました。
慢性的に悩んできた採用の部分に関しても、今まではどんな人が合うのか分からず、とりあえず「来るもの拒まず」でほとんど採用していました。そこに「ソシキサーベイ」を使うようになってからは、候補者を数値化して、採用基準を明確に設定するようにしました。どんな人が合って、どんな人が合わないというのが明確になったので、採用の部分でも非常にお世話になっております。

―ご協力ありがとうございました!

識学について詳しく知りたい方はこちら!

株式会社tact

事業内容
・訪問看護ステーションの運営
設立
2016年6月
URL
https://tact-company.com/
識学_導入事例_株式会社tact
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