埼玉県吉川市にあるクリニック「みわのえ整形外科」院長 田島幹大 様に導入事例インタビューのご協力を頂きました。
目次
お客様の紹介
―会社の概要
2021年5月に開業した整形外科クリニックで、整形外科の他、週1回のみ内科診療も実施。リハビリテーション、骨粗しょう症、脊椎専門を3本柱として経営。
識学導入前の印象
―識学との出会いのきっかけは?
経営に関して積極的に情報収集と提案をしてくれる妻がおり、そんな妻からP-UPneo大熊さんのYouTube動画を薦められたことがきっかけでした。『識学とは?』という動画だったと思います。そこから「やってみようか。」とまずは妻が話を聞き、私もその後、識学コンサルタントの西田さんと面談の機会を設けました。
―識学を聞いたときの印象は?
正直、初めは費用が高いという印象と払う価値はあるのかという半信半疑の気持ちがありました。
ただ、いくつか話を聞く中で納得できるところもあり、特に「甲子園の話」は印象的でした。人によって捉え方にギャップや食い違いが出てくるという話で、自分は相手に分かるように伝えているつもりでも、相手にとっては伝わっていなかったこともあったんだろうなと感じました。
識学を導入してからの変化
―識学を導入してみて、自身にはどんな変化がありましたか?
ギャップや食い違いがでないように「完全結果」での指示は心がけるようになりました。「なるべく早く終わらせて。」ではなく、「いつまでにここまで終わらせて。」というように、誰もがわかるような表現で伝えるように心がけるようになりました。
また、スタッフだけではなく患者さんにも「完全結果」での会話をするようになりましたね。今思い起こすと「なるべく頑張って歩いて。」など不完全結果で指示をしていたことも多かったように思います。今は診療でもなるべく具体的に伝えるように心がけています。
他にも、組織図を見直し、階層をつくってマネジメントするようになったことも大きく変わった点です。開業当時は「みんなで仲良くやっていこう!」というようなフラットに近い組織でしたが、「1個飛ばし」のマネジメントがいけないと教わり、今は階層をつくり、管理職を飛ばしての指示は控えるようになりました。
―従業員にはどんな変化がありましたか?
階層をつくり管理職に任せることも多くなったので、管理職自身は大変だと感じているかもしれませんが、責任感はついてきたように思います。また、今まで私自身(院長)にスタッフが意見を上げてくることが多く仕事が滞ることもあったのですが、それも少なくなりました。今は直属の上司に報告するようになりました。
他にもルールを整備したことで、「単純なことで聞いてこなくなった。」というような変化もありました。以前は、私が指示を出すことが多かったのですが、口出しを減らしたことで、一人一人が考えて発言するようにもなったと感じます。それでもまだ口を出してしまうこともありますが(笑)
―識学への反感などはありましたか?
直接声はあがってきていませんが、一人一人に明確な役割を与えたこともあり「それは私たちがやらなくてはいけないの?」というような声はあがっていたようです。識学を始めてから数人が退職しましたが、それは識学が原因だったかは定かではありません。
識学導入を検討している方へ
―今後の御社の展望は?
直近でドクターを2名体制にしたいと思っていますが、最終的なゴールは、外来ブース10個、それぞれの分野(上肢、下肢、脊柱、腫瘍など)の専門ドクターが8名~10名そろうクリニックをつくりたいと思っています。また、本院を中心として分院やリハビリステーション、デイケアサービスなど、多角的な事業展開も考えています。
「ちょっとリハビリ行ってくる。」と気軽に患者が集まってくる【地域の憩いの場】になるような医院を目指しています。
―識学導入を検討している方に向けて一言お願いします。
初めは費用が高いという印象で導入に不安もありましたが、1年間終わって今は導入して良かったと思っています。ドクターだと経営を学ぶことはあまりないので、クリニックや医院など医療関係であればまずは1年やって、マネジメントの知識や考え方を学んでもいいのかなと思います。そこである程度のベースをつくり、自分たちでさらに良くしていけばいいのではないでしょうか。
―ご協力ありがとうございました!
みわのえ整形外科
- 事業内容
- ・整形外科
・内科 - 設立
- 2021年
URL- https://miwanoe-seikei.com/