長崎県佐世保市にある建設コンサルタント会社「株式会社オリケンエンジニア」取締役 折原 尚樹 様に導入事例インタビューのご協力を頂きました。
目次
お客様の紹介
―会社の概要
1987年創業で、西日本を中心に事業展開をしている「建設コンサルタント会社」となります。
創業より土木の施工管理を中心に30年以上経営しており、2020年からは新たに高速道路などの設備設計業務も開始し、現在は2事業体制で展開をしております。
今後は、事業規模や営業範囲を拡大していきたいと思っております。
識学導入前の印象
―識学との出会いのきっかけは?
書籍「リーダーの仮面」を読んだことが初めのきっかけになります。その後DMなども入ってくるようになり気になり始めました。何度か面談をさせて頂いたのですが、識学コンサルタントの岡田さんとお話しする中で、組織のベースを固めたいという思いになり、社長と相談をした上でおもいきって導入を決めました。
―識学を聞いたときの印象は?
初めは刺激が強い印象でした。上下の位置関係をつくることや飲み会禁止などきつい印象でしたね。
また、これを組織の中で徹底できるのかという自分自身の不安もありました。
ただ、話を聞いていく中で「これは社員のためになるな」と印象は変わっていきました。
「目標をもって主体的に動くようになるだろうな。」と。
やはり目標がなかったり、何をやればよいのか迷う状態であれば、社員も集中して仕事ができないだろうなというところは共感しました。「これを目指して同じ方向を向いてやろう」と言えば、社員もやりやすいし成長を実感できるのかなというところはありました。
識学を導入してからの変化
―識学を導入してみて、取締役自身にはどんな変化がありましたか?
指示の仕方がわからず、自身でやってしまうタイプだったので、以前は任せることが苦手でした。
ただ、週報などを運用していく中で部下に任せることができるようになってきたことがひとつ変わった点です。部下ができる範囲も広がってきたので、指示のレベルも上げることができるようになってきました。
また、自分自身の指示が曖昧なこともあったので、「完全結果(認識のずれない)」で指示できるようになってきたなと、変化を感じています。マネジメントの方法もわからない素人だったので、「識学」を学ぶことで道しるべが出来たことは良かったですね。
―従業員にはどんな変化がありましたか?
まだ本社メンバーのみでの導入にはなりますが、従業員は徐々に主体的な姿勢が見られるようになってきました。初めはルールを一方的に守らせるという状況でしたが、今は従業員からルールの提案も上がるようになってきて、受動的な意識が能動的に変わってきたなという実感はあります。
まだ求めるレベルにはいたっていませんが、全体的なレベルやスピード感が向上しているのは間違いないです。
―識学への反感などはありましたか?
直接反感はありませんでしたが、研修などをする中で、「なぜこんなことをやるんだろう?」というような雰囲気はありました。ただ、今は積極的に研修も受けてもらえてます。
うまくいかないと感じる点で言うと、指示が曖昧だったりして伝わっていないことがまだあり、この指示の精度が悪いとうまくいかないなと感じます。
苦労した点は、管理職よりさらに下の階層に落とし込むことですね。今後の課題だと感じています。
ルールを作る上でも反発はあまりなく、今まで業務の重複やロスが多かったので、お互いにやりやすくなったりスムーズになったりと良い面の方が多いです。
識学導入を検討している方へ
―今後の御社の展望は?
現在は下請中心でやっているのですが、技術力をあげて元請をとれる規模にしていきたいというのが一つの展望です。3年後には25名規模までもっていきたいと思っています。
社是の「創意工夫、自己研鑽、人間力高揚」を基本姿勢に、信頼関係があることでリピートが増え、事業が成り立つと考えています。コミュニケーションや約束を守るなどの基本は大切にして、各自このベースを高めていかなくてはいけないと思います。
―識学導入を検討している方に向けて一言お願いします。
迷っているのであればやってみたほうが良いと思います。マネジメントで苦労があるのであれば、すっきりする部分は必ずあります。長く経営している会社は反感もあるかもしれませんが、組織を変えていく際に「識学」は効果的だと思うので、迷ったらぜひやってみてください。
―ご協力ありがとうございました!
株式会社オリケンエンジニア
- 事業内容
- ・建設コンサルタント(土木施工管理、積算技術業務)
・建設コンサルタント(電気・通信・機械設備設計)
・労働者派遣事業
・有料職業紹介事業 - 設立
- 1987年
URL- https://oriken-e.co.jp/