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感覚的な指示をなくし、数字での管理を徹底|株式会社yamazakura style

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感覚的な指示をなくし、数字での管理を徹底|株式会社yamazakura style

埼玉県川口市を中心に訪問介護・看護事業を展開。「敬天愛人」を企業理念に拡大を続けている「株式会社yamazakura style」の山森代表に、識学導入後のインタビューをさせていただきました。

 

お客様の紹介

―会社の概要を教えてください。

「株式会社yamazakura style」は「山桜グループ」のひとつとして、2017年に設立しました。主な事業内容は訪問介護や訪問看護で、埼玉県の川口市を中心にサービスを提供しています。

識学導入前の課題

上からの指示が入らず、組織にひずみを感じていた

―識学との出会いのきっかけは?

Facebookの広告です。グループ全体で社員数が50名に到達したところで、組織にひずみを感じていた時でした。今までは自分なりに指示系統を作ってなんとかやってきたのですが、このままではこの先の拡大が難しいなと肌感覚で感じ始めていました。様々なマネジメント本を読んで勉強をしていたのですが、「スタッフのモチベーションをあげるためにコミュニケーションを取りなさい」「社長も現場に出て背中で見せなさい」というものばかり。どこか違和感を持っていたのですが、本当にどうしたらいいのかわかりませんでした。そんな時Facebookで識学のキャッチーなタイトルを見て、思い切ってセミナーを聞いてみようと思ったのが始まりでしたね。

―「組織にひずみを感じた」とは、具体的にどのようなことが?

部下に指示が全く入らないということです。上司が部下やスタッフの顔色を見て、「辞めさせないためにはどうするのか」という思考になっていました。疲弊するのは経営層や管理職ばかりで、スタッフの人たちは「働いてやってるんだけど」という傾向がすごく出ていました。「社員のモチベーションが下がってきたな」と思うと飲み会に連れ出して、その時は「やる気が出ました」「明日から頑張ります」と言っていたけど、結局なにかあればすぐ気分や機嫌が変わってしまって仕事が疎かになる。それを指摘すると不貞腐れるという繰り返し。
実際の発言でも「これを改善してください」と注意した時に、「それだったら無理ですかね」と言われるような状態でした。ただ自分の根底には「仕事ってこうじゃないよな」という考えがあり、色々と試行錯誤しながらすごく悩んでいました。

識学_導入事例_株式会社yamazakura style

マネジメントコンサルの導入に対して

プライドを持つ場所が変わった

―識学のセミナーを視聴した時の印象は?

「評価制度」がテーマのセミナーを視聴しました。それまで識学は知りませんでしたが、識学の理論を聞いて「これだな」と思いました。セミナーの中で評価や査定の話が出てきましたが、明確な評価制度も作ってなかったので。セミナーがすごく参考になり、識学についてもっと詳しく聞いてみたいなと思いました。

―識学の導入まではどうでしたか?

金額の面で不安があったのですが、姉と相談して導入を決めました。金額は考え方次第で、それを高いと思うか、今後の土台作りのための投資かと思うかだよねという結論に至りました。きっちり組織に階層を作るということで、「社員が辞めたらどうしよう」という不安も少しありましたね。

―コンサルを導入する事に対してはどう思いましたか?

今までは「自分の会社なのになんで他人の考えを入れるんだ」というように、正直コンサルに対して否定的でした。実際できていないのに、自分のプライドだけは高いという状態でしたね。ただその考え方が変わり、「経営者として自分も未熟だし、この考え方を取り入れることで会社が拡大するのであれば入れるべきだよね」というように、プライドを持つ場所が変わりました。コンサルに対して「自分の会社を他人がつくる」というイメージがありましたが、識学を導入して最短で組織成長できるノウハウを教えて頂き、実際にそれを自分が組織に落とし込んで実行しているので、紛れもなく自分の会社は自分でつくっています。最初はすごく悩みましたが、識学のトレーニングを受ければ受けるほど、確信に変わっています。今は自信をもって「導入してよかった」と言えます。

 

識学を導入したことによる成果

数字を徹底的に追及することで、売上が向上した

―識学を導入して、山森代表自身に変化はありましたか?

組織運営に関する考え方が大きく変わりました。今までは自分の考えが散在していて、人の話を聞いて「こっちがいいかな?」とか、本を読めば「こっちがいいかな?」というような、どの道をいけばいいかわからない状態でした。今は一本の進むべき道がしっかり見えて、組織が目指すべき正しい姿が明確になったことが良かったです。識学のトレーニングを受けてその道も本当にしっくりきているし、「ここが原因で今まではこうなったんだな」とマネジメントに関する答え合わせもできています。どこを改善すればいいのかということもわかるようになってきたので、すごく自信がつきました。

―識学を導入して、組織面での変化はありましたか?

会社全体で、まず指示の仕方が大きく変わりました。今までは私も含め上司の指示が曖昧だったため、部下の出す結果も人によってバラバラでした。識学の「完全結果・不完全結果」を知った今考えると「指示が曖昧だから当然の結果だろう」とわかるのですが、当時はそれに対してモヤモヤしていたし、部下もどうしていいかわからないという状態。今思えば「よくついてきてくれたな」と思っているくらい指示が不完全結果だったし、私の感覚的なもので「こっち方向いくよ」「わかるよね」という感じでした。今は100%ではないけれど、会社全体で意識して完全結果で指示を出しています。管理者からも「目指すべきものがわかったからやりやすい」「ゴールが明確になった」という言葉が入ってきているので、指示の仕方がいい感じに浸透してきているなと感じています。

―識学を導入して、売上はどうなりましたか?

訪問看護は前月比160%、訪問介護は前月比120%の伸びとなりました。識学を導入してから、数字を徹底的に追及させるようにしました。この数字を3ヶ月でここまであげる。それを月単位にすると、週単位にすると、というように管理を行い、目指す数字を明確にしました。週ごとに追う数字のベースを作らせたところ、その数字を達成するための行動変化を管理者自身が考えるようになりました。今までのような感覚ではなく、事実の数字ベースで動くようになりましたね。管理者は「数字を上げるにはどうしたらいいか」と試行錯誤していますが、そこに口は出さないようにして、結果だけを管理するようにしています。

識学_導入事例_株式会社yamazakura style

マネジメントコストの改善

会議時間の短縮と、会社全体の意識が変わった

―会議はどのように変わりましたか?

週次の会議は、週の数字を達成している時は10分もかからずに終わっています。会議にかける時間がかなり改善されました。
また今までは、例えば「目標未達」だったら管理者はその結果だけを持ってきたんですね。「今回は○円未達でした」と報告を受けるだけ。識学通り「目標未達はわかったから、次はどうする?」と聞くようにすると、最初は戸惑っていました。ただ懲りずに「今回は持ち帰っていいから、どうするかをもう一度明日の○時までに持ってきて」というのを繰り返していると、次第に各管理者から「これに対してはこうしようと思っています」「これでやらせてください」というのが出てくるようになりました。今までは案が出ただけで「すごいね!」ってすぐ褒めていたのですが、今はグッとこらえています。言葉でむやみやたらに褒めるのではなく、その結果をしっかりと昇給やボーナスに繋げていく。それが私の役目だと思っています。

―ルールの整備を行いましたが、いかがでしたか?

会社のルールを明確に設定することで、会社全体でルールを遵守する、そして管理者はルールの遵守を徹底させるという意識が出てきました。ルールといっても挨拶や身だしなみなど、誰でも簡単にできる当たり前のことからはじめました。恥ずかしい話、識学を導入する前はスタッフの挨拶もボロボロで。私と目が合っても、気づかないふりをして目をそらされるという状況でした。今は私と目が合えば「おはようございます」と挨拶をしてきます。ユニフォームの着方や名札の着用、頭髪も改善され、会社全体の雰囲気も変わったような印象があります。

識学導入を検討している方へ

識学をみんなが学ぶことで、成長し続ける国になって欲しい

―識学の仕組図の中で印象に残っているものは?

「完全結果・不完全結果」では、トレーニングを受けてものすごくピンときました。全然なってなかったので。また、役割や責任によって見ている場所が違うという「組織における位置の錯誤」の仕組図もすごく印象に残っています。今まで自分の中で悩んでいた部分が反映された図でもありました。今までは部下へ指示をする際に「ここはこうだからこうするんだよ」という説明の部分にものすごく無駄な時間を費やしていましたが、部下に従うかどうかの選択肢を与えていたということに気づきました。識学のトレーニングが進んでいくごとに、今までの組織の不具合は起こるべくして起こったんだなということに気づくことができました。

―識学導入を検討している方に向けて一言お願いします。

今の日本社会が「権利は主張するけど義務は果たさない」という風潮の中で、どの会社も以前の私たちと同じような悩みを持っていると思います。「社員のモチベーションをあげなくちゃいけない」というものがたくさんある中で、全ての経営者が識学に触れて、日本を変えていけばいいと思います。みんなが識学を学ぶことで、社員のパフォーマンスが上がり、会社が成長する。識学で日本の経済力を高めて、これからも成長し続ける国になって欲しいと思いますね。

―ご協力ありがとうございました!

識学について詳しく知りたい方はこちら!

株式会社yamazakura style

事業内容
・訪問介護ステーションの運営
・訪問看護ステーションの運営
創業
平成29年8月
資本金
300万円
URL
http://yamazakuragroup.com/
識学_導入事例_株式会社yamazakura style
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