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自己啓発とは? 社内で自己啓発を実施する必要性や具体的な支援方法について解説

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自己啓発とは? 社内で自己啓発を実施する必要性や具体的な支援方法について解説

昨今、企業における自己啓発の実施がかなり活発になってきています。自己啓発を実施することで将来的には会社全体の業績向上にもつながります。本記事では自己啓発の定義から、企業で自己啓発を実施すべき必要性、実際の支援方法をわかりやすく解説していきます!

 

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自己啓発とは

自己啓発とは、自らの意志によって自分の意識や能力の成長、そのための訓練を行うことを指します。しかし明確な定義はなく、様々なテーマや区分で自己啓発は行われます。

そのなかでもビジネスにおける自己啓発は昨今注目を集めています。
ビジネスにおける自己啓発とは、仕事に関わる知識やスキルなどを社員自らの意志で意欲的に学び、身に着け成長していくことを指します。つまり、自らで自身の課題を見つけ、課題解決のためのスキルを身に着け、能力を向上させるということがビジネスにおける自己啓発になります。

また厚生労働者による企業調査によると、労働者の自己啓発に対して支援を行っている企業は81.4%と8割を超えています。社内の自己啓発に対する体制を整えることで、会社全体の成果に繋がり、社外に対してのイメージアップにもつながります。逆に、多くの企業がそのような体制を整える中で、自己啓発に対しての支援を行っていない場合は社外からのイメージは悪くなってしまう可能性があります。

社内で自己啓発を実施するメリット

自己啓発を実施することで、様々なメリットが発生します。

①社員のスキルアップにつながる
自己啓発によって社員が自ら資格を取得するようになり、より成果をあげようと取り組むようになります。

②会社全体の業績につながる
社員一人一人がスキルアップや課題解決に勤しむことで、実際に成果をあげることができ、会社全体の業績に繋がリます。

③社員のモチベーションアップにつながる
自己啓発によって自身の課題解決やスキルアップ、資格取得をすることで自信につながります。また取得した資格によって業務が円滑に進む、実際に成果が上がるなど実績にもつながることで達成感を得ることができ、モチベーションアップにつながります。

自己啓発の方法

自己啓発に役立つ方法はこちらです。

①書籍を読む
空き時間で効率的に学習を進めることができます。また、かかる費用も少ないのがメリットです。しかし、読んだだけで満足してしまうなど、実践する過程まで進まないということが発生しやすいたこの点については注意をしましょう。

②セミナーに参加する
自己啓発に関するセミナーに参加し学ぶ方法です。セミナーでは専門講師から直接学ぶことが出来るためより正確な情報を得ることができ、深く理解をすることができます。有料の場合はコストが大きくかかるというデメリットがあります。

③eラーニングの活用
セミナーと比較すると自宅から受講するなど自由が利くため、時間に余裕ができます。しかしセミナー同様コストが大きくかかる場合があります。


識学の評価制度についてはこちらの記事に詳しく記載しておりますので、是非チェックしてみてください。
評価制度の基本!正しい作り方を徹底解説|NG事例も紹介

自己啓発を社内で実施する際の注意点

厚生労働者による企業調査によると自己啓発の問題点として
「仕事が忙しくて自己啓発の余裕がない」 (正社員55.0% 正社員以外35.5%)があげられており、
「費用がかかりすぎる」(正社員30.9%) 「家事育児が忙しくて自己啓発の余裕がない」(男性17.7%女性34.8%)
といった声があがっていることがわかりました。そのため、社内で自己啓発を実施する際は時間及び金銭的なサポートをするとよいでしょう。

自己啓発の支援方法

では社内で自己啓発を支援する場合、具体的にどのような支援をすればよいのでしょうか

金銭的支援
上記でも述べた通り、本の購入やセミナーの参加等にコストがかかります。そのためこの費用の一部や全額を会社が負担します。そうすることで金額が懸念となっている社員に対して、より意欲的な自己啓発への取り組みを促すことが出来ます。

時間の支援
厚生労働省の調べにもある通り、日中働いているなかで自己啓発のための時間を確保することはなかなか難しいものです。また、仕事の時間だけではなく家庭での家事や育児を行う人もいます。そのため、会社側は社員が自己啓発のための学びに時間を確保できるよう休暇日を設け、業務時間内に学びの時間を設けるように支援をします。

情報・教材・場所の支援
厚生労働省の企業調査によると、「どのようなコースが自分の目指すキャリアに適切なのかわからない」といった問題点も上がっているようです。そのため自己啓発における書籍や教材を用意し、外部の講師を呼ぶなど、自己啓発に関する情報を発信するとよいでしょう。そうすることで社員自らの課題発見につなげることが出来ます。

まとめ

自己啓発は社員一人一人の成長につながり、モチベーションアップにつながります。
冒頭でもお伝えした通り、自己啓発とは自らで自身の課題を見つけ、
課題解決のためのスキルを身に着け、能力を向上させることです。
そのため本を読みセミナーに参加するだけで満足し、実践することなく終わるだけでは自己啓発とは言えません。
学んだことをアウトプットし成長することが重要になります。本来の目的を見失う事がないよう、是非取り組んでみてください。

株式会社P-UP neo コラム制作部

株式会社P-UP neo内にある、コンテンツを企画・制作する編集部です。 マネジメント業務の助けになる記事を続々制作中です。

大熊 憲二
 
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