社会インフラからマンションまで、磯部塗装は1907年(明治40年)に創業以来、さまざまな塗装工事に専心してきたプロフェッショナル集団。これまで東京タワーなどのランドマーク、明石海峡大橋などの長大橋といった日本を代表する巨大プロジェクトにも参画、社会貢献に取り組む磯部代表に、識学導入後のインタビューを行いました。
社会インフラからマンションまで、1907年(明治40年)に創業以来、さまざまな塗装工事に専心してきました。
これまで東京タワーなどのランドマーク、明石海峡大橋などの長大橋といった日本を代表する巨大プロジェクトにも参画し、社会貢献に努めつつ、独自の技術とノウハウを蓄積しております。
全国6カ所の拠点、製品塗装を目的とした2カ所の自社工場を最大限に活かし、あらゆる塗装ニーズにお応えできるのも強みです。
近年は、高速道路や橋梁など老朽化した大規模インフラのメンテナンスにも力を尽くしており、社会を支える使命と責任を改めて感じています。
きっかけは管理職育成に関する情報収集のなかで「大熊講師の評価制度セミナー」に申し込んだ事です。
先代から会社を引き継いで12年経ち、従業員数も60名から200名ほどに増えていました。
順調に成長していましたが、塗装会社という特性上、どうしても現場ありきになってしまい社員が「会社よりお客様優先」となっていました。
間違っているとは言えませんが、組織としてのパフォーマンスを落としているという認識はあり、何を伝えればいいのかというのを探していました。
管理職のマネジメントについて、社員たちは勉強意欲が高く、大学で学び直す等動いていましたが、それでは遠回りすぎるという事で最短最速で学べるコンテンツを1,2年かけて収集していました。
「シンプルで考え方と合っている」
セールストークだったのかもしれませんが、講師には「御社でやれる事は無い、考え方も極めて識学に近い」とお話頂きました。
しかし取り組んでいる仕組みや制度が多く少し複雑になっているので、その部分の整備、断捨離ができるという点が私には刺さりましたね。
あとは単純に大熊講師が優秀だと感じました、パワーを感じましたね。
先程も申しました「講師の魅力」に加えて、株式会社ピーアップ様が行われているような通信事業などは「労働集約型」として建設業にも近いと考えたからです。
個人のスタープレイヤーを生むことより、全体の生産性を高めるという点が業種業態に合っていました。
なので「ル―ル」「組織内の位置」「結果」の話は特に相性が良いなと感じていましたね。
「日々のマネジメントに対する迷いの解消」
デスクワークではなく8割が現場仕事となるのでお客様と居る時間が長い。
そのためお客様に言われると聞いてしまう。
また、「現場を収める」というのが当たり前になっているので「お客様優先」が正当化されやすい環境でした。
しかし導入後は、「お客様からの評価を落としてでも、会社の評価を取りに行くことが大切」となりました。
上司も現場上がりの方が多いので「若い時はそうだった、気持ちわかるよ」と部下側に寄る事もあったが、今はそれも是正されてきました。
「マネージャーのパーソナリティーに左右されない」
上司について「部下育成が上手い」「面倒見が良い」が評価されがち。
なるべく定量的に評価してはいたがどうしても属人化してしまっていた。
その部分を完全結果で示す事でより定性的評価になっていきました。
印象に残っているというよりは、もとの考えにかなり近いので違和感なく入り込んでくる印象を持っています。
しかし考えを整理し、部下に伝える事は出来ていなかったので、非常に助かるなと感じています。
あとは「完全結果」「免責」「位置ずれ」等の識学の言葉が共通言語となり社内で飛び交っているのは良いですね。
組織が成長する中で発生する諸問題に非常に効果があると思います。
良かれと思って各人がやっている事が組織や個人の成長を阻害する事があり、それを防いだり軌道修正をするのに役立ちます。
あくまで「成長させる、伸ばしていく」という考えの組織はマッチすると思います。