全国で人材派遣、代理店事業、新規事業を続々展開。「現状維持は後退だ“前進あるのみ”
GO!advance!」を企業理念に拡大を続ける「アドバンスジャパン株式会社」の須貝代表、巻島取締役に、識学導入後のインタビューをさせていただきました。
2016年11月に某派遣会社にアルバイトスタッフとして家電量販店にてモバイル(携帯)のキャンペーンのお仕事を開始、大学在学中の2018年11月2日にスタッフ仲間が増えた為、アドバンスジャパン株式会社を設立して現在に至ります。従業員規模は全国で約100名22年11月から5期目に入る企業です。
主に通信業界、携帯販売系への人材派遣がメインの事業になっており、業務委託での人材派遣も行っております。また週末に大規模商業施設などで行われているイベントを企画から実績管理までワンストップで行っております。今後も他業種展開、拡大していく予定です。
出会いは特殊ですが、フランチャイズ展開されている携帯ショップ「テルル」の加盟条件として出会いました。22年7月末に弊社の新事業として「テルル」を埼玉県大宮にオープンしました。
「怪しい」「胡散臭い」「軍隊」…。正直、こんな印象を持っていました。
「識学」はもともと知らない理論なのでWEB等で検索しました。すると出てくる情報にネガティブな情報もあったので少し不安に思っていました。
巻島様:実際トレーニングを受けていくと「理にかなっているな」「論理的だ」と感じました。これまでに須貝も私も、マネジメントや組織運営に関して誰かに教わるような事は無く、手探りでここまで来ていました。「組織図」や「役割定義表」等具体的なものがない状態は今思えば「恐怖」を感じますね。
やはり携帯ショップ「テルル」のフランチャイズ加盟条件です。(笑)
導入することに対しては、「必要あるのか?」と必要性を感じていなかったのが正直なところです。
荒井講師:通常だと広告、セミナーからの成約ですもんね(笑)
そうですね。今思えばというお話にはなりますが、今後の拡大を考えた時にこの創業4期目で導入できたのはタイミングが良かったと思っています。具体的には「ルールの整備」「組織図構築」の作成が大きいと思います。
組織図の構築により所属意識が強く、各々の責任範囲が明確になりました。そこからメンバー達は自分がやるべきことが理解できるようになりました。「もっとこうしたほうがいい」「これがあればできるな」といった会話が出てくるようになっています。マネージャーとしての仕事量は減っていますね。(笑)
須貝様:「1つ飛ばし」です。これまでは現場でも気づいた時に直接指示や声をかけていました。1つ飛ばしがなぜダメかを学び、納得感がありました。今では絶対にしないです。(笑)
巻島様:「必要な恐怖」です。与えるべき恐怖は3つあると学びました。これまではなるべく恐怖やストレスを与えないようにしていました。必要な恐怖はしっかり与えられ、与えなくてもよい恐怖は取り除けていると思います。
―今後の展望は?
1年後に実店舗3店舗、3年後に支店の展開、10年後に年商100億円を目指しています。 企業理念「現状維持は後退だ“前進あるのみ”GO! advance!」にもあるように常に前進していきます。
巻島様:規模感でいうと、早い段階で入れるべき仕組だと思います。結果的に弊社の導入タイミングはかなり良かったという印象を持っています。
メンバーが揃っていなくても、先ずは枠とルールを明確に設定する必要があります。枠の無いまま採用等を進めるのは企業側、求職者様側にもリスクのある事だと思うので。また、会社の展望と目標が明確になるので、スムーズなスケールに役立ちます。
須貝様:導入してみて、速すぎても遅すぎてもダメだと感じています。社員が0~5名の組織には効果が出にくいと感じています。組織論になるので。(笑)
ただ、人数が10名以上の組織は年商や会社規模に関わらずすぐに導入すべきです。
識学を導入して3年で基盤固めをしようと思っています。それと10年でそれぞれの部門を無借金経営で拡大していきたいと考えています。また継承の土台作りも進めていきます。借金ばかりで苦しい会社では継がせることはできないですからね。