E病院にも、もちろん医療安全に関するマニュアルやルールは存在しました。
しかし、それらは形骸化していました。
例えば、「患者の離院防止のため、病棟の出入り口は必ず施錠すること」というルールがあっても、忙しい時間帯には「ちょっとだけなら大丈夫だろう」と、鍵が開けっ放しになることが黙認されている。
与薬のダブルチェックも、手順が面倒だという理由で、いつの間にか簡略化されてしまっている。
インシデントが起きると、院長は「もっと注意するように」と全職員に注意喚起をしますが、効果は一時的。
問題の根本原因は、「ルールを守らない個人の意識の低さ」にあると考えられており、なぜルールが守られないのか、その構造的な問題にまで目が向けられていませんでした。
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「識学 × P-UP neo」
この記事の監修者
有馬大悟 Arima Daigo
株式会社P-UP neo 事業開発室 室長 識学上席コンサルタント
《資格》
識学認定コンサルタント
《プロフィール》
慶応大学卒業後、塾講師、TV局AD、家庭教師を経て2012年にP-UPに入社。
社会インフラである医療、介護福祉、学校法人から海外医療法人の制度設計~管理職育成~新人採用の仕組みを構築し、組織成長に貢献。
他言語、異文化制度設計、管理手法の確立を実践し組織成長を実現可能です。
非営利法人における初年度更新率=満足度は100%